KKRメンバースJCBカード レビュー(8)

付帯保険で多少違いはあれど、サービス内容はほぼJCBゴールドとよく似ています。ですが、今のところ、最も大きな違いと感じるのは、こちらにはクラブオフが付帯することです。

無料はスタンダード会員までですが、JCB OS にはないクラブオフは、ほかの福利サービスを利用していないなら、まずはこれを使って見る価値はあると思います。

スタンダード会員の値段をざっと見た感じでは、ベネフィットステーションのそれとそれほど違いは感じませんでしたが、VIP会員の価格は大変魅力的でした。ですので、試しにしばらくVIP会員をやってみようと思います。

なんにせよ、海外、国内旅行保険が自動付帯で、傷害治療が300万は持っているだけで強力です。それが無料で持てるのだから、人によって使い勝手に差は出たとしても、悪い要素は何もありません。国家公務員ならまずこのクレジットカードを持つべきと言えると思います。

KKRメンバーズカードMasterに続き、JCBバージョンも申込みを行いました。

3月下旬に申込書を投函、2週間でカードが手元にとどきました。
職場への在籍確認、本人確認等は、ありませんでした。

カードと同封されていたのは、次のようなモノでした。
・JCBサービスガイド（BUSINESS CARD）
・保険のご案内（JCBビジネス会員用）
などでした。やはり、噂どおり、ビジネスカードの様です。

カードフェイスは、Masterと比較して、「黄色っぽい」ハッキリした色合いのゴールドカラーです。「富士山」と「桜」は、やはり日本人を感じます。
カード右上には「BUSINESS」の表記があります。

ショッピング枠ですが、OSゴールドを持っていたせいか、300万円でした。
どうやら、JCBカードを複数枚持っている場合、他のJCBカードと共通枠のようです。
この数字を見て、一気にOSゴールドの取扱いを今後どうすれば良いのか、悩み始めました。
（まだ、MyJCBには登録していませんが）

さて、Masterの時にもどうしようかと思った「共済組合の在籍証明書」ですが、今回も申込書には「同封の指示」がなく、KKRのホームページにだけ記載があったので、とりあえず「運転免許証のコピー」だけ同封し、在籍証明書は同封しませんでした。ただ、Masterの時と記載事項が若干違っていて不安があったので、付箋紙にどこの共済組合をいつ退職したのかメモ書きしておきました。

今回、KKRメンバーズカードを申し込むに当たっては、KKRの将来を知っておきたいということで、年金統合の影響等も調べたのですが、年金統合後も年金支給の一部を担うようなので、ちょっと安心しました。

そうなんです、JCBのオリジナルシリーズをゴールドにアップグレードしたばかりなのですが、「年会費、永久無料」で当分使えるのであれば、OSゴールドのポジションをどうすれば良いのか、真剣に悩みます。
（ザ・クラスは、年収的にも無理でしょうし、TDRにはたぶん行かないので）

国家公務員を経験した方なら、絶対に持っていて損は無いクレジットカードですね。

カード券面の右上に”ＢＵＳＩＮＥＳＳ”を表記があるものの、『あ、ゴールド！』って分かる煌びやかな券面ですので、とりあえず持つことをおススメします。
機能面でも、ほぼほぼＪＣＢゴールドの内容ですし、また入会できる職種（官公庁系、郵政系等）が限られるため、持つことでちょっとしたステータスを感じることができます。この１枚は一生大切にしたいですね。
そして、どこかドライブへ行く際は、ＫＫＲを使わねば！！（笑）

ＫＫＲメンバーズカードには、ＭＵＦＧ発行のＶＩＳＡ／Ｍａｓｔｅｒと、ＪＣＢ発行のビジネスカードの３種類がありますが、もしこの中から１枚だけを選ぶならＪＣＢがオススメです。

まず、付帯保険の補償額で比較すると、ＭＵＦＧのＶＩＳＡ／ＭａｓｔｅｒよりもＪＣＢの方が上回っています。

さらに、ベネフィットサービスではＭＵＦＧには付帯しないＣｌｕｂＯｆｆがＪＣＢには付いてきます。

券面もＭＵＦＧのものに比べてＪＣＢの方が鮮やかです。

ビジネスカードはどうしてもイヤだ、という方はＭＵＦＧのＶＩＳＡ／Ｍａｓｔｅｒしか選択肢はありませんが、ＫＫＲメンバーズカード３種類の中から１枚だけを選ぶなら、総合的に見てＪＣＢをお奨めします。

ここ2年ほど、新規申込みの募集をしていなかったのですが、数ヶ月前より、募集再開したようです。このまま、消滅かとも思ったりしていたのですが。
定年退職(勧奨退職含む?)しても、持っていられるカードなので、一応持っていますが、年に1～2回使う程度です。
部下は、空港ラウンジが使えるからと、大変気に入っているようです。(何しろ、新大卒でもスグ持てる年会費無料ゴールドカードですから。)
UFJも同時に持てるのですが、どうせ使わないので、今のところ申込んでいません。

過去一度でも国家公務員になったことがあれば永年無料で持てるビジネスゴールド?です。
一般のJCBゴールドより個人的にはこちらのほうがフェイスが好みかな・・・
okidokiポイントの対象カードで空港のラウンジでもJCBゴールドと同じ扱いなので持っていても損はないかと。
普段は使いませんが家族カードも作っておいていざという時のお守り代わりに家に置いています。

VISAも持ってますが、無料なのでJCBの申込みをしてみました。
そこで両カードの比較をしたいと思います。

・JCBの良い点
　My JCB オンラインサービスから Club off が利用できます。VIP会員になれば、1泊500円の宿などの派手な割引がありますが、会費無料の一般会員でも満足できる福利厚生サービスだと思います。

・VISAの良い点
　ショッピング・ガード保険が国内外問わず、カードの利用で年間300万円(免責3千円）まで補償されます。JCBは年間100万円、国内リボ払い利用のみ補償です。

・海外旅行傷害保険の保障内容、保険金額、保険引受会社は両カード同じ。
（クレファンの当該カードの詳細に記載されている航空機遅延、ショッピングガードなどの内容に誤りがあります。デスクに確認済み）

さらにマスターカードも作ることも出来ますが、2枚あれば十分かと思います。

2009年に作りました。ショッピング50万・海外キャッシング5万です。
このカードを作った直後、国内キャッシングの利用について法人デスクに問い合わせたところ、「このカードでは無理」との回答でした。
ショッピングや海外キャッシングの増額の可否は知りませんが、少なくともMyJCBでは「申し訳ありませんがお客様のカードではMyJCBで増額受付可能なご利用可能枠がありません。」となっています。

最近（2015年）、KKRのMaster Cardを作りましたが、こちらの方はショッピング100万、国内海外キャッシング10万で、増額も（審査に通るかどうかは別として）申込みは可能だとのゴールドプレステージデスクの回答でした。

もともと私は三井住友VISAゴールドをメインにしているので、KKRのカードは使いませんが、KKRならば、JCBよりもVISAかMASTERのMUFGのものの方が、いろんな面で相対的に使い勝手は良いと思います。まあ、いずれにしろ無料ですし、全部持ちたければ持てるので、作っておいて持っておいても良いし、文句を言う筋合いはないので、不満ではありません。

ということでまとめると、持っておいて特にソンではない。ただ、MUFGのものと比べると、「JCBが好き」とか「国内ブランドを応援したい」とか好みが無ければ使い勝手で見劣りする。さらに三井住友VISAゴールド等のカード（ある程度の年齢＆収入で、家族でカードを使っていれば、ポイントで年会費をかなり超えるギフトカードがもらえますし）と比べるとKKRはいずれにしろ見劣りするとは思いますが、特に若い人や退職後の方、カードをそれほど使わない人、等には良いとは思います。