ダイナースクラブ・コーポレートカード レビュー(2)

先日、更新カードが送付されてきました。
ICカード化されており、また券面も新しいものに更新されていました。
DinersがICカード化されたことにより、ヨーロッパなどICカードがMUSTの場所でも
使用できるようになったことは、非常にありがたいですね。
街のレストランでも、ICチップがないことで拒否されることが普通ですから。
ただ、Dinersですと残念ながら、決済出来ない所も多いです。
VISA、masterだけです、と。

そういう時に、役に立つように発行されているのが、
コーポレート コンパニオンカードです。
このカードはmasterブランドとなっておりまして、決済専用です。
このコンパニオンカードも今回更新されました。
三井住友信託トラストクラブのマークが入ったものに変わりましたが、
大変残念なことに、ICカードではありません。

日本においてIC読み取り装置設置が2020年までに義務づけられます。
また日本クレジット協会も2020年までにICカード化を100%目指す、としています。
ところが、このコンパニオンカードの有効期限は2020年より後になっており、
これには、絶句しました。
有効期限を2019年とするなら、まだ許せますが。

これではDinersが使用不可でICカードMUSTのお店の多いヨーロッパなどでは結局使えません、ってことになってします。
また、いずれ2020年に近くなってくると、日本においても、使えません状態が続発するのだと危惧しております。

国内外の空港のラウンジを使えたり、
エグゼクティブダイニングが使えたりと通常のダイナースクラブと遜色なくサービスがあるカードです。
実際に、鹿児島空港でも羽田空港でも、クアラルンプール（マレーシア）のLCC用の空港でも無料で使えました。
意外なところではミッドタウンのスケートも無料で利用できます。
一応、公私分離なのでプライベートでも使えます。（Hotel.comの１０％割引特典など）
ただし、あくまでも経費精算用なのでポイントは期待しないように。