Tokyo Metro To Me CARD Prime(プライム)NICOS(PASMO一体型) レビュー(3)

貯まったメトロポイントの端数をPASMOにチャージしようとした時のことです。
メトロポイント→PASMOは、東京メトロの駅にある多機能券売機で操作するしか手段がありませんが、
手順通りに操作してカードを挿入したら、「このカードはご利用いただけません」というメッセージが出て吐き出されてしまいました。
カード自体はクレジットもオートチャージもPASMOとしても普通に利用できている状態だったので全く原因が分からず、
コールセンターへ問合せてみたところ「メトロポイントを読み取る箇所の磁気不良ではないか」とのことで、
対策はカード再発行しか無いと言われてしまいました。
また、メトロポイント→PASMOは家族カードでも実行可能とのことだったのでそれも試したのですが、
なんと家族カードのほうも同じ症状が…
2枚共となると、そもそもの設計が問題なのではないかと思ってしまいます。

今回は一体型PASMOを他のカードにするのでポイント消化を…と考えていたのですが、
そのためにわざわざカード再発行するのは手間が掛かりすぎ、ポイントをPASMOへチャージさせるのは諦めました。
メトロポイント→PASMOの交換を考えている方は、先に多機能券売機での読み取り状態をチェックしてみたほうが良いかもしれません。

カードが発表されてすぐに申し込みました。
1年たったので拙いながらレビューさせて頂きます。

職場も自宅も東京メトロが最寄り駅のため、
定期券や日々のメトロ乗車でメトロポイントがざくざく貯まっていきます。
貯まったポイントはそのままPASMOにチャージしてSF乗車しています。

惜しむらくは、年会費無料条件である50万ショッピングを達成するためには私の場合外部で使わなければならないのですが(PASMOチャージ・定期券購入のみでは達成できない)…
このカード、一体型だとicチップがついてない！！
これはちょっと不便です。
付帯保険の関係でNICOSを選びましたが、JCBにすればよかったかなぁ…と少しだけ後悔しています。
JCBだと分離型でも一体型でもicチップ付きですね。

ソラチカカードを所有していたのですが、SFC化したことに伴ってこちらのカードを申し込みました。
自宅も職場も東京都区内で最寄り駅がメトロのため、乗車頻度が高く、完全にメトロポイント狙いです。

このカードは、平日10ポイント、土休日は20ポイントが"1乗車ごと"に付与されます。
メトロの初乗り料金は165円(2014年4月～)ですから、平日は約6%、土休日なら約12%(!)の還元率となります。
メトロの乗車に関してはもの凄い還元率ですね…
※メトロポイントは10ポイント＝10円でPASMOチャージ出来ます。

ちなみに、メトロポイントをANAマイルへ移行した場合1,000P＝600マイルとなります。
それでも平日の乗車は約3.6%、土休日は7.2%ですから、地味ながら率は上々です。
ソラチカカードの場合、100P＝90マイルなので一見良さそうですが、メトロの乗車ポイントは平日1乗車5P、土休日は15Pですから、マイル換算するとそれぞれ4.5マイル、13.5マイルです。
平日はPrime PASMOの方が高還元と言えますね。

そして面白いのがNICOSのわいわいポイント。JALのマイルへ500P＝1,000マイルとして交換できますがANAへの交換は出来ません。
しかし、このカードを持っていればNICOS→メトロポイント→ANAマイルという交換ルートが出来上がります。
しかもNICOS200P→メトロ1,000P→600マイルとなり、JALより高率です。

年会費2,000円も年間50万円利用で翌年度無料となりますから、私の場合はPASMOチャージの利用額だけで毎年の年会費は無料で維持出来そうです。

実質無料で維持出来るカードで、PASMOチャージによるポイントとメトロの乗車だけで年間約10,000マイルが見込めるのは素晴らしいと思います。
※年間50万円利用、メトロ乗車がひと月に平日100回、土休日8回とした場合です。