マネックスセゾンカード【募集終了】/癖の強いカード (0) 

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マネックスセゾンカード【募集終了】
評価点数 星2つ(2)

レビュー内容

マネックス証券のキャッシュカード兼セゾンのクレジットカードです。
マネックス証券に口座を開きまして、先日カードが届きましたので、
First Impressionを書きたいと思います。
一言で表すならば、非常に癖の強いカードです。

1.券面
マネックスのロゴマークはありますが、比較的落ち着いた悪くないデザインと思います。
キャッシュカードとの兼用ですから、カードリーダーへの挿入方向で、
キャッシュカードとクレジットカードの機能を使い分けます。
その挿入方向の矢印が記載されています。
その為、氏名のエンボス加工は、通常のカードより、上下方向の中央当たりに配置されています。
またカード発行会社を示すエンボスがありません。
JMBローソンPontaカードにもありませんので、セゾンカードの特徴の一つなのでしょう。
もはやインプリンターでの使用などはあまり考慮されていないのだと思います。
普通のVISAカードは、VISAのロゴマークが右下にありますが、右上にあるという珍しいレイアウトですね。

2.引き落とし口座
マネックスの証券総合口座の指定がdefaultです。
マネックスカードが発行されてしまうと、他のセゾンカードの登録情報が消えてしまいます。
したがって、積立投信などをセゾンカードで行っていた場合、
その引き落としの口座とも縁切りされてしまいます。
他のセゾンカードを登録することはもはや出来ません。
信用取引口座、先物オプション取引口座、くりっく株365取引口座を開設した場合は、
MRFが解約されるため、引き落とし先を銀行等の口座に変更する必要があります。
あまりHPで詳しく書かれていませんが、このカードを発行するとMRFも利用できなくなります。
したがって、自動的にMRFとの間の自動スイープも使用できなくなります。
単なる利子の無い当座預金みたいな扱いですね。
MRFの利用が出来るようになるためには、
別の銀行口座を引き落とし口座に変更すべきです。
ところが、切替には2ヶ月程度を要しますから、これもイマイチですね。

3.ATM
ここが決定的に問題なのですが、
ATMの利用可能時間が、平日の8:00~18:30に限られています。
証券総合口座を、給与の振り込み口座とすることは普通しないでしょうし、
私の会社は無理です。
よって何らかの方法で、給与口座から証券総合口座に振り込みしたい。
しかし、何かと忙しく、会社のそばにセブンイレブンも無いですから、
事実上キャッシュカードとして使えません。

4.限度額
もともとJMBローソンPontaカードを持っていました。ローソンで少ししか利用していませんでしたが、
このカード発行時に限度額が倍近くになりました。共通枠です。
また、キャッシングも付いてきました。
私はキャッシングは必要無いので、邪魔なだけですね。
申し込み段階でゼロにすることは出来ません。
(まぁ儲けの最も大きな源泉はここなのでしょうから、仕方ありませんね)

したがって、発行されたら、まず引き落とし口座を給与振り込み口座に変更する。
その上で、MRFの自動積立設定をすれば、定期的に定額マネックスに資金が移動しますから、大分手続きが楽ちんになります。
このMRFからNISA口座での積立投信を買えますので、ようやくほったらかし投資状態に持って行けます。
先は長いです・・・。

5.結論
カードの申し込みを推奨しながら、なかなか使い勝手の悪い癖の強いカードです。
緊急事態時に証券総合口座から現金を引き落とす手段として、
持ってはおこうと思いますが、クレジットカード機能は使わないと思います。

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