アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード(旧:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード)/起業される方のご参考になれば (0) 

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード(旧:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード)
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

カードのコメントは皆様がされておりますので、私は取得に至るまでの経緯をお話しいたします。

少し長くなりますが、

私は前任の方が営業を10年以上やっている万年赤字の不良店舗を引き継ぐ形で、
雇われ社長、そして買い取り独立致しました。

頭の中にはいつも法人カードのことがありましたが、法人カードは敷居が高いとの噂を
聞いており、過去の赤字の決算書を見せたら一発でダメだとの思いが先立ち、全く踏ん切り出来ませんでした。

そんな契機になったのが2016年度末の最寄りの税務署の税務調査です。

細かい経費をしっかりと指摘され、追徴課税の申し渡しをされてしまいました。

このままだと・・・・・・。

一念発起して、税理士任せにしないで、友人と一緒に、年末から駆けずり回って
何とか、株式会社にして、銀行に何度もお願いして、地銀と信金の法人口座を
開設して頂きました。
勿論、個人事業主用のカードもありますが、法人カードの場合は法人口座引き落とし指定を原則としている会社が多いです。

皮肉なことに、税務調査に来られた時の書き直した決算報告書が大いに役立ちました。

その勢いで、法人カードを信金、地銀に申し込みましたが、法人3年以上の資格なしで却下されてしまいました。
しかし、信金は決算書類をながめながら、もう一度1年後に申し込んでくれたら
なんとかしましょうとのお言葉で、とりあえず個人カードを作成いたしました。

さて前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
何とか法人カードが欲しい!との思いで、もしやと思ったのがAMEXとオリコでした。
法人にすると官報に掲載されるのか?
どちらもDMが届いておりました。
AMEXは不思議なことに、有線放送経由にて届いておりました。
クレジットカードの説明会まであるみたいです。

AMEXはSPGを昨年取得しましたので、
バナー広告やポイントサイト経由も考えましたが、目先のことより、直接電話で相談しようと思い、女性のオペレーターとお話しいたしました。
ただ、前記の方が述べていらっしゃる通り、年商、所得、黒字金額まで、口頭にてお話しするのはちょっと電話をする場所を考えないと困ってしまいます。
それと、ポイントサイトの広告などは見たかどうか?の確認がありました。
それによって、ようは自己申告によって、年会費や優待条件が変わるようでした。

申し込み後、郵送で書類が届きます。
それをFAXまたは郵送で送るわけですが、定款や決算書までも送ると
20枚近くになります。
税務調査の後でしたから、少しでも心証を良くするためにも、
私は3年分の決算書と身分証明書を送りました。
こちらは、任意のようです。

しばらくすると、確認の電話があります。

また、書類に不備があるとメールが届きます。

私は、パソコンの調子が悪く、実質の支配者、経営者、そして株主の
メール内容を確認できず、また、ログインしての記入が出来ずに1週間ほど余分に
かかり、結局、プリントアウトして再FAXを致しました。

その後しばらくしてから、合格通知と確認の内容の封書が宅配便で届きます。

書面には、カード到着まであと10日と書いてありますが、約一週間ほどで届きました。

零細企業での法人カードの取得は、一般のカードの3倍くらい手間暇がかかるなぁと
言うのが正直な感想です。
さらに、社員分となれば、人数分だけまた手間がかかります。
しかし、起業まもない会社でも発行して頂けるカードということで、有難いことだと思います。
経費管理とキャッシュフローの大幅な改善となりますから。
ただし、法人カードの中でも年会費が高いカードですから、発行枚数については十分に吟味する必要があると考えます。
それを差し引いて4点といたしました。
最後に、法人カードはどちらの銀行を利用されても、一律10日の引き落としだそうです。
個人カードとの引き落とし日の違う方は注意が必要です。
長々とたわいのない話で失礼いたしました。

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