TOKYU CARD ClubQ JMB/年会費の元を取ろうとするなら沿線民の方が良い (0) 

基本還元率は0.5%だが、Web明細にするだけで1.0%になる（ネットからカードを作ると必然的にWeb明細になる）。

マイページから「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録すれば、①東急線への乗車は3%、②定期券購入は1%、③PASMOオートチャージは1%還元となる。他の私鉄系クレカはPASMOオートチャージが0.5%還元の場合が多いので、年会費がかかる分優秀である。ただしモバイル・物理ともPASMOのオートチャージ設定には時間がかかるため注意が必要である。

総評としては、年会費がかかるカードとしてはこれくらい当然かなという印象が強い。元を取ろうとするなら、東急百貨店などの東急ポイント加盟店で決済を重ねたほうが良いと思われる。オートチャージ1%に関しても、ビューカードのSuicaチャージ1.5%還元には劣る。

デメリットは、審査が長い点と、オンライン口座振替に対応している銀行がみずほ・三菱UFJ・三井住友・りそな・ゆうちょの5行だけという点（以前はメガバンク3行だけだった）。先述の5行であれば本人確認が不要になるが、5行以外の場合は口座振替の封筒が届くので、本人確認書類のコピーを同封したうえで返送する必要がある。その場合はカードが届くまで3～4週間を見込む必要がある。

専門的な話にはなるが、両ブランドともタッチ決済がついているが、最近東急が導入したタッチ決済改札（三井住友カードのstera transit）はMastercardに対応していないため、最近はVisaを推している印象がある。ただしVisaにはコンフォートメンバーズ機能がつかないため注意が必要である。