SoftBank(ソフトバンク)カード(年会費永年無料)【募集終了】/Edyチャージにおける最強カードの一つ/おサイフケータイ利用者にメリットが多い (1) 

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SoftBank(ソフトバンク)カード(年会費永年無料)【募集終了】
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

電子マネーではSuicaと共に端緒といえるEdyですが、昨今はクレジットカードからのチャージでポイントを付与しないカードが多くなり、後発のWAONやnanacoなどに決済件数で抜かれるなど勢いが弱くなっています。かくいう私も、それに起因する還元率の低さから、Edyが利用できてクレジットカードができない場所でしかEdyは使用しなくなっていました。

しかし長らくSoftbankのユーザーであり、保有する携帯電話への補償がつくという理由でこのカードに申し込んでからは、事情が変わりました。SoftbankカードはauじぶんカードやビックカメラSuicaカード(VISA限定)と並び、いまだEdyチャージに対してクレジット利用と同率の「1%」ものポイント付与を行っているからです。

おサイフケータイでEdyを使う場合、200円で1円相応のポイント(還元率0.5%)が付く「Edyでポイント」が活用できるため、Edy決済での還元率を計1.5%まで伸ばすことができます。Edy利用で付与されるポイントがカードのポイントとは連携せず、分散してしまうという欠点はありますが、昨今の年会費無料カードではおいそれと実現できない高還元率を生み出せる計算となります。それゆえこのカードを持ってからは、Edy決済ができる場所では優先的にEdyを利用するようになりました。

ポストペイ型電子マネーのQUICpayにも対応しているので、Edyが使えない場所やチャージ残高が不足した場合の決済でも役立つ可能性があります。私の住む愛知県名古屋市の場合、トヨタファイナンスが積極的に加盟店開拓を行った影響で名古屋駅周辺などにQUICpayの対応店が数多くあり、そこでの決済に役立つことが多いです。

またこのカード、セゾンカードの中でもかなりカードフェイスがよいカードではないかと思っており、普通のカード決済に使っても決して恥ずかしくないものだと考えます。私は店頭でカードを出す場合、これを好んで利用するようになったほどです。

携帯会社との提携発行カードだけあって、携帯電話と関連した電子マネーにはとことん強いカードだといえ、おサイフケータイの利用者ならば検討に値すると考えます。

難点を挙げれば、たまるポイントがSoftbank本体が付与するSoftbankマイレージでもカード発行会社であるセゾンの永久不滅ポイントでもなく独立した「Softbankマネー」なので、ポイント確認・交換のためにはセゾンカードのNetアンサーやMy Softbankとは別に、SoftBankマネーサービスの会員登録が必要となり手間がかかること、ポイントがキャッシュバックのほかには3種の提携先のポイントにしか換えられず、利便性に劣る点でしょうか。この点を考慮して「4点」としました。

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レビューコメント

上述のレビュー投稿から3年が経過しましたが、今なおSoftBankカードは楽天Edyチャージに対してのポイント付与を継続しています。

ビックカメラSuicaカードなどViewカードは2012年10月にSuica以外の電子マネーへのポイント付与を終了しましたが、このカードやauじぶんカードなど、セゾン/UCの提携カード(永久不滅ポイント以外のポイントがつくもので航空系を除く)は現在でも楽天Edyチャージに有用なカードとなっています。

またSoftBankカードはnanacoチャージにも対応するようになりましたが、これに対してもポイントが付与されます。
楽天Edyとnanacoの両チャージに対応し、共にポイントが付与されるという点でも、auじぶんカードなどと共にもっとセゾン/UCの提携カード(上同)は注目されていいと思っています。

私自身も、電子マネー系に強いカードとして3年以上第一線で用いているカードです。