ゴールドカードセゾン レビュー(14)

■実質年会費無料でフルサービスゴールドカード
これまでもゴールドカードに実質年会費無料の優待を付帯し会員集めをしてきたクレディセゾン。
過去には募集対象の法人を限定してゴールドAMEXを「年一回以上決済すれば翌年度年会費無料を永年適用」という形で募集していました。
募集対象を限定解除し公式Webサイト上で広く訴求し、また国際ブランドもAMEXのみからVISA/MasterCardに拡大しました。

■募集する国際ブランドに注意
実質年会費無料優待を付帯してからのことか分かりませんが、時期によって申込可能な国際ブランドが限定されるようになっています。
2021年末から2022年1月の頃はVISAのみであったように記憶しています。2月か3月にMasterCardブランドのみとなり、MasterCard狙いの私はこの時期に申し込みしました。現在はV/M両方に申込可能ですが、JCBは継続的に申込不可です。
国際ブランドへの流入量を制御したいのかと想像はしますが、どれほどの効果があるのか、また目的は何であるのか、私程度には想像できません。

■サービス内容にモダンな特徴は無し
クレディセゾン自身もスマホ前提であったりナンバーレスであったりするクレジットカードを試行しており、小売決済手段は目まぐるしく変化しています。そうした情勢の中で、本カードはレガシーなゴールドカード然としており、旅行保険が飛び抜けているものでもなく、特筆すべきサービスはありません。
とはいえ一つだけ、展覧会好きの私としては出光美術館の入館料優待サービス（200円引き）を挙げておきます。この優待サービスはゴールドAMEXには無く、J/V/Mのセゾンゴールドのみの特色です。とはいえ、サントリー美術館メンバーズクラブ（年会費税込6,000円）の提携館優待サービスで同じ額の優待を受けられますし、サントリー美術館の提携館は都内・国内に数多くありますので、同好の士におかれましてはこちらのご利用がより良いかと思います。サントリー美術館受付でクレカ決済可能です。

■紙の会報誌が付いてくる。が。
驚いたのが、実質年会費無料が適用されるカード会員に対しても、会報誌のexpress誌が送付されてくることです。コスト管理どうなっているんでしょう。
最近はエコを口実に…もとい建前に（表現があまり変わってない）会報誌のデジタル化を各社図っていますが、クレディセゾンのexpress誌（UCカードブランドでは「てんとう虫」）は紙の発行のみです。この点もモダンではないなぁ、と感じます。

てんとう虫/express誌の特集記事や旅行記事は昔から高品質だと感じているのですが、連載記事の執筆者選定基準が「ギャグ」（敢えてこの表現にしておきます）なのですよね。ご興味湧きましたら、公式サイトをご覧になってみてください。一名だけで破壊力抜群の方がいらっしゃいます。2020年に私が敢えて購読料を払ってexpress誌を読んでいた頃には別の方が連載陣に入っていて、その方との交替のようですが、論陣的には、同枠です。久々にexpress誌を手に取り目を剥きました。まさか毒饅頭に「毒饅頭」と札を付けて並べるとは。
クレジットカードの発行のみならず、加盟店開拓や決済サービスの企画開発を行なうような企業の会報誌で、「私は金を稼いでいるが、そのことは棚の上に上げて、日本はこれから等しく貧しくなるべき（キリッ」なんていう言動の方々に長年執筆料を払い続けるのって、どうなんでしょうね。俳句や短歌の投稿テーマや選出基準、読者投稿で掲載されるものも、昔から「カウンターカルチャー気取りの私かっこいい」的な内容が多いですし。

この日本社会の中で、どの世代がどれだけ資産を貯め込んでいて、どのセグメントを狙えば儲けやすいのか、とても素直で分かりやすい構成で、欺瞞を隠さない点は寧ろ良心的と捉えるべきかも知れません。
しかしながら私は、私よりもはるか上の世代の方ばかりが読者投稿欄に年齢を並べている様に、暗澹たる思いを抱きます（最新号ではお一人だけ４０代の方が掲載されていましたが）。世代論に与するつもりはありませんが、10年後を見越した姿勢も必要ではないか、と。

express誌だけを見ていると、クレディセゾンは現在の資産保有者のことは見ているけれど将来性は無い、と思えてしまうので、静かに冊子を閉じて公式Webサイトの方で心をクレンジングします。
ん、デジタルデバイドって、こういうことか。

■まとめ
クレディセゾンのことは大好きですし末長くお付き合いさせていただきたいので、実質年会費無料のゴールドカードならば持っておきたいと申し込んだ結果、奇妙なカビ臭さが鼻についた次第です。

今夏にはSAISON　GOLD　Premiumなる新カードが予定されています。セゾンゴールドのバラマキは在庫処分と新カード・新サービス投入への露払いなのでしょうか。
会報誌は届く度に解体してPDF化しているので、保存できないデジタル版よりはありがたいのですが、そうは言ってもそろそろ刷新が必要だろ、と思っています。

このカードでは新規に参加することは出来ません。
SAISON GOLD AMEX以上のブランドAMEXでの受け付けしかしないことになってます。

もし、今現在このカード等で参加されている方で継続をしたい場合は上記カードを取得して、マイルクラブの付け替えをされた方が良いです。時期としては来年6月売り上げ計上分までは大丈夫なので、それまでにということで。

SAISON GOLD AMEXのレビューにもこの件に関してコメントしてあります。

古くは西友&西武百貨店のためのゴールドカードだったはずですが、セゾングループの縮小で、もはや西武百貨店はセブン&アイ・ホールディングス傘下、西友はウォルマート…。

かつてのセゾングループを前提にした一番のステータスカードであったはずだけに、今の状況はクレディセゾンにとっても取り扱いが難しいカードになってしまったようにも思います。
そんな経緯もあって、駐車場無料の優待も、残念ながら西友系列の優待は廃止されたものの、それでも、西武百貨店に対しては死守。
後発のプレミアム系のセゾンカードに比べるとサービス内容が貧弱な感じは否めないかも知れませんが、西武百貨店の駐車場無料の優待を維持しているマンネリこそが、最大の魅力のように感じています。

特に審査が厳しくなったと言われるセゾンカードも、このカードをきちんと使っておけば、別ブランドのセゾンカードの申込みに対しても瞬時で発行してくれるので、私もマンネリを続けています(将来的に上位に変更する場合も、おそらくスムーズに移行させてくれることにも期待)。

なお、複数のセゾンカード同士の場合、利用可能枠を引き下げると通常のセゾンカード全ての利用可能枠が連動して下がりますが、ゴールドクラスのカードのみ連動しません(ゴールド枠?)。
ゴールド枠と通常枠の利用可能枠は大きな方の範囲での上限になりますが、例えば、自分用の枠をゴールドで大きくしておき、家族用にはノーマルのセゾンカードの枠を小さくしておき、そちらから家族カードを発行…というような使い方もできます。
(永久不滅ポイントの家族合算は可能ですので、ポイントで考えると別にメリットは無いようにも思われますが、年齢的に自分のカードを持てない家族がいるような場合は、意外に便利な仕組みでした)

このカードには専用の会員誌expressが無料で提供されてきましたが、この度、6月20日発行号を最後に刊行終了となります。会員誌の終了は他社でもありますが、改めて終了と言われると残念な感じでなりません。これからも会員は継続するつもりですが、条件付き年会費無料のカードに多くを望むのは難しいですね。それにしても会員誌の歴史は55年もあるということで立派なものだと感激しました。編集者の皆様はこれからも別の形で会員への情報サービスをしていただきたいところです。

日頃【セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス】をメインで使用しJALマイルを貯めていますが、特にヨーロッパに多いVISA/Mastercard縛り店舗対策としてVISAあるいはMastercardブランドかつICチップ付きのセゾンカードの追加を検討していました。
昨秋までJALカードをサブで使用していましたが、Netアンサーで表示を切り替えるだけで明細を確認できる手軽さ、セゾンカウンターやセゾンATMを利用できる利便性、そして実際は微々たるものであってもJALマイルに加えて永久不滅優遇ポイントも合算されるお得感に惹かれてのセゾンカードという選択です。

昨年10月にひとまず申し込んだ【セゾンカードインターナショナルVISA】の券面が数か月経っても今ひとつ気に入らなかったため、年末の浮かれた気分で思い切ってこのゴールドカードを申し込みました。
VISA/Mastercard/JCBのうちMastercardが最もマイナーなようで、ネットにも画像が全く上がっていませんでした。唯一上がっていた画像（※）からはMastercardブランドのみデザインが異なるように見受けられましたが、実際はクレファンでのカード画像と同じデザインでした。（※マイアルバム投稿済）

以前は西武百貨店での割引や駐車場優待があり、クレディセゾンもAMEXラインアップを発表する前はプロパーカードの頂点として推していたように感じられますが、今ではこれらの優待が廃止され、また付帯保険の内容も他のゴールドカードに劣るのでおすすめできるポイントがありません。既存会員がさほど流出していないため細々と続けている状態と思われます。
クレディセゾンに大変好感を抱いている身ながら、どうしても厳しい評価になってしまいます。

ということで過去に栄光を誇ったこのカードにMastercardの新ロゴが載っていたら面白いなと密かに期待をしていたのですが(笑)、旧ロゴでの発行でした。カードのストックをなかなか使い切れないのでしょうか。

年会費は初年度無料特典もなく初年度より10,800円（税込）ですが、次年度年会費に充当できる永久不滅ポイント2,000ポイント（優遇ポイント、月間利用金額2,000円=1ポイントとして）が私の場合おおよそ２年で貯まる見通しですので、１年あたり5,400円の計算になります。ひと月あたり450円、毎月どこかの席でビールを１杯減らそう、と自分を説得しました。
【MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス】のようにデュアル発行で年会費優遇される制度があれば大歓迎なのですが...

サービス打ち切りにならないことを願いつつ、（見栄と言われても仕方ありませんが）身だしなみを補完するカードとして財布に収めていようと思います。

殆ど使用していない、というより永久不滅.com用登録カードとしてと西武と西友にてのみ使用中。年会費は駐車場代で軽くオーバーしているので元は取れています。今はマイルクラブに加入していますが、来年春までしかこのカードでは使えないので、今回セゾン ゴールド アメックスを取得。解約しても良いのですが、取得年が古いのでhkikuさんも書かれているように駐車場カードとして残しておくつもりです。

これ一枚で北米や豪州へ行ったこともあり、その思い出もあるのでこのまま記念として継続します。

これから申し込もうとする方は西武百貨店駐車場代3時間無料にコストパフォーマンスを感じられるかどうかで決断された方がよろしいかと思われます。

西武百貨店5%引きの特典がなくなって久しいですが、事実上駐車場特典しかメリットが感じられないゴールドカードになってしまいました。

これはセゾン共通ですが、万が一引き落とし当日に残高不足に気づいても、セゾンカウンターに駆け込めばヒストリーにキズが付かないというのが個人的によかったのですが、2010年8月末でセゾンカウンターでの入金業務も終了してしまいました。

10500円という会費も微妙なら、セゾンカウンターの扱いも微妙。アソシエを追加すれば使い勝手がよくなるというのも微妙。

いまならセゾンAMEXゴールド→プラチナのほうがまだいいかもしれませんね。

10年以上、セゾンのカードを利用していたためか、クレヒスか何かで派遣社員の身分でも取得できてしまいました。

ゴールドだからと言ってポイント還元率がいいわけでもなく、目立った特典と言えば、西武百貨店駐車場3時間・国内旅行保険 程度で、1つも擦らなければ持っている価値が感じられません。

ポイントを稼ぎたければ、相方である「アソシエ」を年会費2100円で持てばいいのですが、アメックス提携カードという足かせで還元率0.75%は分が悪いです。
いつの間にか、アソシエでもおサイフケータイの決済ができるようになったので、そっちの運用をする人は悪くはないでしょう。

これを持つなら、セゾンプラチナを持つか、他の高還元カードを持っていた方が無難ではないでしょうか。

一応、入会基準は、「社会的に信用を要する方」ざます。このカードの右腕にセゾンアメックスゴールドアソシエをすすめるのよ～。会計や支払いの時に、いちいちどちらのカードで支払いをすれば、得になるのか損になるのか、面倒臭いざます～。そして、セゾンカウンターがある百貨店とパルコぐらいは、「セゾンカードゴールド・プラチナアメックスラウンジ」ぐらい欲しいと思ってよ～。本当に、そごう・西武になっても、そごうは3時間無料にならず、西武は3時間無料になる、駐車場サービスも、おかしくってよ～。回答になってなかったら御免あそばせ～。

なぜかセゾンだけ審査に落ちる
現在所持しているカードは4枚で
①三井住友ゴールド（NL）
②楽天カード
③エポスゴールド
④amazon プライムカード
上記4枚のカードを持っていてCIC確認したが悪い情報は無し
セゾンに落ちてから毎月セゾンカードチャレンジして多重申し込みになってしまいました。（何度も申し込むのがダメと知らなかった・・・）
半年後再度チャレンジしようと思うのですが
通りやすくする方法があれば教えてほしいです！
年収は550万　持ち家　勤務年数9年　借入無し（住宅ローン・カーローン）除く
セゾンクラッセ★4を目指していつか来るかもしれない。
セゾンアメックスゴールド永年無料を狙ってます！
＊一つ思いついたのがセゾンカード（シネマカード？）を以前持っていて解約した事があります。CICに履歴は無し

セゾングループが元気なころは、西武百貨店でこのカードでの決済をすると5%引きでした。
CLUBONのポイントとあわせると7%引き以上となるため、西武百貨店の駐車場に車を停めて買い物をし、年に一度はCLUBONの商品券をもらっていました。

その後、5%引きが無くなったため解約しました。

西武百貨店での位置づけとしては、CLUBONカードがあるため、現在は微妙なんでしょうか。
消費者としても取得意欲があまりわかないカードになってしまいましたね。

JCB以外は空港ラウンジが使えない。
保険は《セゾン》 アメリカン・エキスプレス・カード(年会費3150円)並み。

空港ラウンジが使えないVISA、Masterを選ぶ方のメリットは、西武百貨店の駐車代金が3時間無料だけ。

駐車場代で元が取れる人以外、持つ必要があるのか?

西武百貨店での買い物が5%(2008年2月迄)迄、ホルダーでしたが、年会費10500円払う価値が果たしてあるのかと疑問を持ち、2008年3月に解約しました。メリットは西武百貨店駐車場が3時間無料。後は、ゴールドカードなのに、国内外保険が3000万円、国内空港ラウンジはJCB提携は出来、VISA・MASTERは使用出来ない(←オペレーター確認済み)。何とも不自由なカードです。最近アメックスとツイン発行のアソシエがあるみたいですが、2枚持つ必要はないと個人的に思います。提携ホテル優待がプリンスホテルなど、あまりお勧め出来ないカードです。内容改編して欲しい一枚です。

最近気づいたのですがNetアンサーにおける利用可能額の計算表示方法が変更？になったようです。従来は利用可能額から未払残高を差し引いた金額を１円単位でかなり正確に表示していたように思いましたが‥。ちなみに現状５万円の利用残がありますのが、ご利用可能枠が５００万円のところ、現在の利用可能額が４９９万円と表示されています、差額の４万円はどうなるのでしょうか？何かの都合で未払残高の一部を反映するようになったのか、自分だけの一時的な現象かもしれませんが今後の推移を見守りたいと思います。