ゴールドポイントカード・プラス/ヨドバシ好きであれば是非 (0) 

家電量販店や大型カメラ店には多数競合がありますので、「よく使うお店に関するベネフィットを得られるクレカや電子マネーを選ぶ」というのが結論になりますし、自分の場合はそれがヨドバシカメラであったというだけなのですが、本カードの感想を。

【機能】
・クレカ払いでゴールドポイントがフル付与される（高額商品購入のために現金を持ち歩くのは、危ないし面倒だし…）。
・ヨドバシカメラ以外でも100円毎に1ポイント貯まり、次回からヨドバシカメラにて1ポイント=1円で利用可能なので効率が良い。ポイント有効期限が最終利用日から2年間となるので、よく利用する人にとっては実質無期限。
・VISA認証サービスに対応。自分はVISAブランドのカードをあまり持っていないので、少し安心。
・暗証番号の変更のためには、カードの再発行が必要となります。カード番号や有効期限は変わりません。旧カードデザインを現行デザインに切り替えるためには1,575円の手数料が掛かりますが、もう旧デザインのカードは残っていないのか、暗証番号の切替を行なうと無料でデザインが変わってしまいます（2012年12月経験）。
・なんとなくプレミアムにも入会していますが、元々送料はかかりませんし、人にお勧めできるようなベネフィットは実感していません。

【デザイン】
・ソニーファイナンス時代は、白色の券面全体に金文字で「GOLD/POINT/CARD」と印刷されていたり（ICチップ導入前）、必然性の分からない金色のラインが券面を横に蛇行していたり（iCチップ導入後）、更には左上に赤文字で「ヨドバシカメラ」と記載されていたため、敢えて他店で使いたくなるデザインとはなっていませんでした。現在はかなり落ち着き、大きく改善されたように思います。
・券面はマットブラックですので指紋や汚れは目立ちません。
・ICチップは珍しい銀色で、金色のような目立ち方をせずデザイン性の向上に貢献しています。
・裏面はラメ入りの白色をベースとし、中央左側に鳩のホログラム、中央右側にPLUSマークが印刷されています。左下には用途不明のバーコードが。磁気ストライプは焦茶です。
・面白いのが側面です。カード基盤自体が黒く、この基盤に裏面用の白いフィルムを貼った形になっているため、側面の半分以上が黒くなっています。
・表面から側面に掛けて色が一体化しているため、一見薄く感じられますが、厚みはJCBゴールド【OS】と同じです。ゴールドポイント用の非接触ICも内蔵しているので、厚みと固さはしっかりしています。

【限度額】
入会当時はS40であったものが、いつの間にかS80になっていました。限度額が低いとまとめ買いに使えなくなってしまいますよね。クレカ入門に良いカードだと思うのですが、「就職や引越にあたってたくさん買おうと思っていたのに…」ということがあるかも知れないので与信の加減が大変そうです。

かつてはビックカメラやラオックスやドスパラなどあちこちのポイントカードを作りまくっておりましたが、段々と面倒になってきて、今ではカメラ（一眼タイプからコンパクトまで）やAV機器や家電や、在庫があれば書籍の類もヨドバシに集約するようになってしまいました（この影響でAmazonプライムを更新しないことを検討しています）。「あまり考えずにヨドバシ」でも、損したとは感じさせないのが本カードです。
会員の皆さんは、貯まったポイントはどう活用されているのでしょうか。家族や自分へのプレゼントとして必需品以外のものを買っても良いかも知れません。自分は貧乏性なので、「元々ポイントが付与されない商品に使う」ということで専ら iTunesカードを購入し、音楽やアプリや電子書籍購入に充てています（電子書籍にはiBooksではなくKinoppyを使っていますが、iOSアプリ上での購入は「アドオン購入」となり iTunes Storeにチャージしたクレジットからの引落となります）。

ヨドバシ利用者やヨドバシファンには必須ですが、そうでない方にまでお勧めするカードではなさそうなので、4点とさせていただきました。