ANAスーパーフライヤーズゴールドカード/年会費から見たSFC一般カードとの比較 (1) 

皆さんご存知の通り、三井住友のカードには、マイ・ペイすリボやWEB明細を使用すると年会費が割引される制度があります（SFCも含まれる）。

当然、ANAの公式サイトでは、
　http://www.ana.co.jp/amc/reference/elite/spfs2_pop.html
割引情報が掲載されていないので、年会費だけを見ると一般カードがお得に感じる人も多いでしょう。

三井住友は年会費割引を実施しているので、SFCについても調べてみると、はっきりした情報は出てきません。
　＝三井住友は、Web上でSFCの各種割引情報をきちんと示していない！
　http://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/ana/benefit.html
　　→　SFC記載なし
　https://www.smbc-card.com/mem/revo/mypace_nenkaihi.jsp
　　→　WEB明細設定割引の記載なし、家族会員の割引に関して記載なし
三井住友側の意図は不明ですが、いずれにしてもSFC取得に関する正確な割引特典情報が極めて入手しにくくなっているため、どのSFCを取得するかの判断が困難になっています。

全く割引が無い場合の年会費は、ゴールド＞一般です。しかし、割引設定をしない会員はPC環境が無い/不慣れな高齢者等、ごく少数と思われます（これもどうかと思うが）ので、以下、「併用割引（＝（マイ・ペイすリボ＋WEB明細）併用割引）」設定時に関して考察します。

SFCの取得に際しては、家族カードを発行する方も多いと思いますので、Web上で確認することが困難な、本人のみと家族会員1名を加えた料金設定（税込み）を以下に記します。

ANA VISA SFC ゴールド
・通常年会費
　　本会員：15750円、家族会員：7875円、合計（家族会員1名）：23625円
・マイ・ペイすリボ設定時
　　本会員：12075円、家族会員：6300円、合計（家族会員1名）：18375円
・ＷＥＢ明細設定時
　　本会員：14700円、家族会員：7875円、合計（家族会員1名）：22575円
・マイ・ペイすリボ＋ＷＥＢ明細設定時
　　本会員：11025円、家族会員：6300円、合計（家族会員1名）：17325円

ANA VISA 一般（5マイルコース：無料/年）
・通常年会費
　　本会員：10762円、家族会員：5355円、合計（家族会員1名）：16117円
・ＷＥＢ明細設定時
　　本会員：10237円、家族会員：5355円、合計（家族会員1名）：15592円
・マイ・ペイすリボ設定時
　　本会員：9738円、家族会員：4803円、合計（家族会員1名）：14541円
・マイ・ペイすリボ＋ＷＥＢ明細設定時
　　本会員：9738円、家族会員：4803円、合計（家族会員1名）：14541円

ANA VISA 一般（10マイルコース：6300/年）
・通常年会費
　　本会員：17062円、合計（本会員＋家族会員1名）：22417円
・ＷＥＢ明細設定時
　　本会員：16537円、合計（本会員＋家族会員1名）：21892円
・マイ・ペイすリボ設定時
　　本会員：16038円、合計（本会員＋家族会員1名）：20841円
・マイ・ペイすリボ＋ＷＥＢ明細設定時
　　本会員：16038円、合計（本会員＋家族会員1名）：20841円

このように、年会費無料の5マイルコースを選択しない限り、いずれの場合も年会費は、「一般＞ゴールド」となります。カード付帯サービスなどを考慮するまでもなく、ゴールドを取得する方が確実にお得です。もちろん、たかだか数千円/年の話なんですが、無駄金を支払うと思うと気持ちの良い話ではありませんので、やはりゴールドを取得する方が賢明でしょうね。

我が家も家族カード1枚ですが、結局、ANA VISA一般SFC期間は9ヶ月しかありませんでした。
ゴールドだと国内航空便遅延保険がありますし、タクシーチケットも無料発行です。
出張が多ければ、ちょっと年会費が高くてもゴールドSFCにすると良いと思います。