ANAカード(ワイドゴールドカード)/国内航空便遅延保険(乗継遅延費用)を利用しました (3) 

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ANAカード(ワイドゴールドカード)
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

今年はSFC修行ということで、先日初めて出張では無く単にPPを獲得するためだけの搭乗をしました。
その際、乗り継ぎがタイトであったため、到着が遅れ、次の乗り継ぎ便に乗り継げず、宿泊数する羽目となってしまいました。

帰宅後、そういえば保険が使えるかも、と早速VJ保険デスクに電話し、手続きをしました。
携帯電話で電話したため、ANAカードデスクはフリーダイヤルが使えませんでした。
JCB THE CLASSではそういうことはなく、流石プラチナ級カードと
単なるゴールドカードの違いだな、と思います。

今回利用した保険は国内航空便遅延保険(乗継遅延費用)で、利用付帯であり、
事前に航空券の購入を、このクレジットカードで購入しているのが前提です。
したがって、保険金請求の際には航空券を購入した際の領収書や、クレジットカードの利用明細を求められます。
また、上限金額は2万円となっています。今回要した費用はこれ以下であるので問題ありませんでした。

三井住友海上から申請書類は約2週間弱かかって送付されてきました。
提出が必要な書類は以下の通りです。
1.損害保険金請求書:
振込口座情報が一番重要なのですが、そもそも様式が傷害(怪我等)を前提にしているものなので、
事故情報の書き込む欄に、怪我の状況を書き込むような指示となっています。やや誤解しやすい記載です。
まぁ、あんまり深く考えず、事実を淡々と書きました。
2,国内航空便遅延費用請求明細書:
かかってしまった宿泊費や食事代などの明細です。食事は、プレミアムクラスに搭乗していたこともあり、
機内で散々飲み食いした結果、もうこれ以上食べる気が起きなかったので、宿泊代のみの請求です(笑)。
3.航空便に搭乗するための料金または「募集型企画旅行」の料金を当該カードで支払ったことが確認できる書類
(クレジットカードの売上票および購入店の領収書(原本(本紙)):
ANAのHPで航空券を購入しているため、領収書をダウンロード、また
指示がありましたクレジットカードの利用を示すため、
三井住友カードの利用明細をネットでダウンロードして印刷し添付しました。
Web明細にしているので、そもそも紙での書類は持っていないので。
4.国内旅行損害保険 保険金請求書 別紙:
他の会社のクレジットカードで、国内旅行保険が付いているものの所持状況も記載します。
5.航空会社発行の遅延証明書:
これもANAのHPからダウンロード出来ました。
6.航空券半券または到着遅延便・代替乗継便搭乗券:
ネットでチェックインをしているので、航空券半券はありません。
したがって、保安検査証(原本)と搭乗の際に渡される「ご搭乗案内」を添付しました。
これは、遅延した航空便のもの、本来乗り継ぐ予定であった航空便のもの
(これは実際には搭乗していないので「ご搭乗案内」はありません)
そして翌日搭乗した代替便の航空券半券、「ご搭乗案内」を付けました。
7.乗り継ぎ地点において、代替便が利用が可能となるまでの間に被保険者が実際に負担したホテル等客室料、食事代の領収書または精算書(原本(本紙)):
ホテルの領収書を貰わなかったのですが、部屋の番号や宿泊費が書かれた書類と、カードの利用明細を添付しました。

なお、保険金請求などをしないと全く意識しませんが、
カードの保険にも保険証券番号等があります。
これらの情報は、同封されてきた書類に入っていました。

上記の書類を送付し、だいたい1週間程度経ちましたら、三井住友海上から電話が掛かってきました。
他のクレジットカードのJCB THE CLASSに、同じ国内航空便遅延保険(乗継遅延費用)が付帯されているが、
こちらは、自動付帯となっている。
こちらにも話はしているのか?との問い合わせで、行っていない、と伝えると、
双方の保険から保険金が重複して支払われることはない。
また、保険金は保険会社で按分して負担することとなる。
そして、三井住友海上に請求したことを、JCBの保険会社である損保ジャパン日本興和に連絡して欲しい
とのことでした。
損保ジャパン日本興和に連絡すると、通常保険会社同士で手続きするので、
特に手続きは必要ありません、とのことでした。

先日無事振込がされ、保険金支払いのお知らせの手紙が来ました。

フリーダイヤルの件など、若干の問題もありました。
複数のカードでの按分は勝手にやるわけですが、JCBサイドにも連絡して欲しい、との依頼があるなど
もしかしたらJCB THE CLASS付帯の保険より劣るような気がしましたので、
マイナス1の4と評価します。
もし、皆さんも請求される場合は、複数カードの請求が出来る場合は、上位カード(上位条件)の保険を使うことをお薦めします。

またSFC修行のように、比較的タイトなスケジュールを組みがちな場合は、
このような国内航空便遅延保険(乗継遅延費用)は必須ですね。
付帯があるクレジットカードも合わせて準備され、SFC/JGC修行をさせることを、お薦めします。

今回は日帰りで修行、と計画しましたが、結果1泊旅行となってしましました。
宿泊したホテルの手配や代替便の予約は、ANAの地上係員が行ってくれました。
代替便予約に関しては、普通席に予約されてしまったり、色々ありましたが、
直ぐに気が付いたので(座席番号を見て、これ普通席ですよね?と確認した結果、元の予約のプレミアムクラスに直りました)
問題ありませんでした。

PPの獲得状況は、まぁボチボチですが、あと1回位自腹修行しないと
50000PPには到達しないような気がしています。
次回はトラブルが起きないことを祈るばかりです。

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レビューコメント

holonic さん こんばんは

コメントありがとうございます。
今回の航空機到着遅延の原因は、悪天候による空港混雑が原因でありました。
機材故障などANAの事由により便の遅延・欠航が発生した場合は、
振り替えに際して発生した交通費・宿泊費をANAが定める範囲においてお支払われるようです。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/refund/domestic/expenses/
一方で、「悪天候」などANAの事由以外による欠航・遅延の場合は費用負担しません。
従って、今回は宿泊費の負担は出来ない、とのことでありました。

一方で、今回の予約は一括して連続して行っております。
チェックインも同時に行われ、保安検査証も連続した綴りとなっておりました。
空港での乗り継ぎ時間もANAがHPで示していた必要時間を満たしていました。(だから予約が通ったわけですが)
というわけで、予約段階では連続を許しているわけです。
しかしながら、ANAにとって不可抗力による遅延による付帯費用は全て乗客持ちとなってしまいます。
2区間のチケットを同時に発券・購入(連続する2つの区間が同一予約である、という意味)していたら、ホテル、食事、移動等すべてANAの責任で提供してくれたはずです。
ここの保険会社は請求書類に関してかなりキッチリとしてるのですね。それが当然なのでしょうけれど。
Citiカード(現・三井住友トラスト)の海外旅行保険の請求では航空券の購入確認はCiti側へ保険会社から確認を取ってくれましたのでこちらからは領収書等提供していません。元と新規発行の航空券はデジカメで撮ったデジタルデータを提供するだけでした。Citiでは他の件でも海外旅行保険を利用しましたが手続きはとてもシンプルでした。現在のトラスト移行後、付帯保険は未利用なので知りません。
他社カードで海外で治療保険利用の際、按分のことを知っていたので他にも適用できるカードをいくつか持っていることをわざわざこちらから伝えましたが、補償額を余裕でカバーできるという理由で、他社カードについての情報は求められませんでした。キャッシュレスで、書類等は自動的に保険会社に伝えられているからなのでしょう、後々の書類提出などいっさいなかったです。カード会社や保険会社でで手続きはかなり異なるようです。