三井住友カード プライムゴールド(旧:三井住友プライムゴールドカード)【募集終了】/新デザインで驚いたこと (4)
評価点数 (2)
レビュー内容
今回、新デザインに切り替えたので、
それについて思うことをレビューします。
まず結論として、
今回のデザイン変更については、
私は「中立」の立場でございます。
理由を説明いたします。
◆決済について
私はこのカードがVISAカードであるということが、
まだ一般的に認識されていないのではないかと考えていました。
そのため、嫌がらせではないですけど、
「どうせクレジットカードだと分からないだろう」と
思いながら、店員さんがどんな反応をするのかを
楽しみにしながらカードを提示しました。
すると、驚いたことに、
無言で提示したのにも関わらず、
店員さんが同じく無言で、
VISAタッチ機能を「ピッ」としていたので、
びっくりしました。
せめて何らかのリアクションが欲しかったです(笑)。
いくつかのお店で決済をしましたが、
少なくとも、私がクレジットカードであること
を説明しなけばならない事態は発生しませんでした。
◆パルテノン神殿廃止について
好みは人それぞれだと思うので、
それについては言及しません。
しかし、三井住友カードは創業当時から
パルテノン神殿を使用していたわけではありません。
また、パルテノン神殿が三井住友カード限定というわけでもありません。
そのため、三井住友カードに対して
パルテノン神殿を期待(執着)するのは
違うのではないかというのが私の意見です。
そもそも三井住友カードとはどういうカードなんだろうかと考えれば
答えは出やすいかもしれません。
◆仕様変更について
エンボスレスなどの仕様変更については、
時代の流れなのではないかという程度にしか考えていません。
しかし、この仕様変更によって、
決済時に困ることがあるのであれば、
それは批判に値すると思います。
◆反対者や解約者が多数出現した理由
これは、三井住友カードに原因があると思います。
なぜならば既存会員の納得が得られていないからです。
つまり、説明不足ということです。
私は今回のデザイン変更について何度もデスクに問い合わせをしましたが、
ある程度は納得できたものの、完全には納得できていません。
今回のデザイン変更について、
・なぜ変更したのか?
・変更したメリットは何なのか(会員およびカード会社にとって)?
・変更したデメリットは(会員およびカード会社にとって)?
が説明できていないように思います。
ホームページの説明は勿論不十分です。
だから、こんなに批判されているのです。
カードレビュー検索
返信 AND 追記
◇napierさんへの返信
napierさん、コメントありがとうございます。
確かに、三井住友カードはパルテノン神殿で成功した
ような気もしますね。
よく考えてみれば、店員さんはカードが提示されれば
条件反射的にCATにカードを挿入するのでしょうね。
それならば、新デザインがVISAカードに見えるか否かは
大した問題ではないように、今考えると思いました。
しかし、無言でVISAタッチをしたのに私が驚いたのは
その店員さんが、
・このカードはクレジットカードである
ということだけではなく
・このカードはVISAカードであり
・更に、VISAタッチが使える
ことを理解していたという事実が分かったからです。
そこまで浸透しているとは流石に思わなかったので
驚きでしたね。
◇dondon187さんへの返信
dondon187さん、コメントありがとうございます。
セゾンインターナショナルカードは、
昔から変わっていないようですね。
以前、どのかの画像サイトで初期のカードを発見しました。
そのカードは裏面に「株式会社西友」と書いてありました。
私はもう慣れてしまいましたが、
パルテノン神殿が消えることは残念に思いました。
新しいものはその良さがありますが、
古いものもその良さがあります。
ただ、時代に取り残されることはとても恐ろしいことです。
レビューで申し上げた通り、やり方には問題があると思いますが、
今回の変更の内容そのものについては、
私は支持する立場に移行しつつあります。
◆セキュリティー(安全性)が低下したという話
カード情報が全て裏面に移動しました。
ツイッターなどでは、これによって裏面を見られたら一発で
カード情報が流出してしまうのではないかという
コメントが多数見られます。
しかし、この話については私は賛同できません。
なぜならば、今までのカードもエンボス加工のため、
裏面からカード情報を全て見ることが出来るからです。
単純な話ですが、こういうことです。
つまり、裏面を見られない限りは、
カード情報が分からないため、
セキュリティーが向上したというのは正しいと思います。
セゾンインターナショナルは、ダサいデザインとか主婦・オバサンのカードとかの称号を得て随分と長い歴史を誇っています。もはやダサデザインの重鎮のごとく世間に根差したイメージは揺るぐことがありません。散々、ユーザーからデザインを変えてほしいと要望が出ていながら、かたくなに自社のメインカラーを継続する強靭な姿勢には一種の憧憬のような感服する破壊力すら感じさせます。ICチップはようやく発行時につきましたので、同じようでいて緩やかに進歩していると言えます。
三井住友のパルテノンは正直、大好きでした。それゆえ今回のデザイン変更は、会社の代表カードではなく他のカードで行ってほしかったと個人的な思いです。人によるとは思いますが、デザインが秀逸過ぎて飛びぬけて世間に定着したのだと思っています。
時の流れでどうなっていくのか、このカードが欲しい・持ちたいという一要因には必ずデザイン性が存在しますので、これから将来に向かって発行数が減ってから、または増加してから、三井住友デザイン変更の評価が下されるのでしょうね。一方、系列の他のパルテノン採用会社はまだ変更する企画はないようです。
セゾンインターナショナルが現在の三井住友カードのデザインになったら、どんな反応がユーザーらに起きるのか想像すると楽しいです。セゾンの場合だったら諸手を挙げて大歓迎かもしれませんね。
個人的に、三井住友は、パルテノン神殿をイメージ付け過ぎたのではないかと思います
一種のアンカリングです
パルテノン神殿をブランドイメージとして確立させ過ぎたため、今回のデザイン変更があまりに衝撃的過ぎたとすら思います
同じ「デザイン変更」話として、ひっそりとデザイン変更が行われていた一方で全く話題になっていないのが、アメックスの法人カードです
新デザインでは、センチュリオンが真ん中に来ましたが、これにより知らない人にとってはパッと見では法人名義のアカウントかどうかというのは俄かにはわかりにくくなりました(が、店頭では誰も気にしないことです)
また、セゾンについてもプラチナのセンチュリオンデザインも変更になりましたが、これもほぼ話題になっていないようにすら思います
勿論、これらと今回の三井住友のデザイン変更は次元が違いますが、だからこそ「イメージ付けし過ぎた」と思うわけです
私としては、デザインがどうなろうが、問題は還元率や利便性の方ですね
店頭の店員としても、新デザインのカードを出されようとも、それで申し上げるなら外人が出してくるカードはどれも「見たことないデザイン」と成り得ます(ただし、普通の主婦みたいな人がSignatureやInfiniteを出してくることがありますのでこれにはいつも驚かされます。海外では Signatureすら安売り状態なのか、と)
従いまして、客が何か断りを入れてこない限りは、出してきたカードは全て「国際ブランドを搭載したクレジットカード」であって、仮にデビットカードを出してきたとしても店員は条件反射レベルでクレジットカード端末に入れる・スワイプするだけの話です
私も、客が「カードで」と言って出してきたカードがデビットだったりLINE PAY、au walletだったりしても「取り敢えず通して」みて、万が一弾かれた時にのみ「弾かれてしまったみたいです・・・」と伝えています
三井住友がどのようなデザイン変更をしようが、店員からしてもそう、顧客からしてもそう、
一番の問題は「安心・安定して決済出来るか」のみであって、
従って今回のデザイン変更の本質的問題になり得るのは、ご指摘の通り「エンボスレスによって通常決済に何らかの不便や障害が発生するか?」のみかと思いました
ですので、今こそクレジットカードの本質に立ち返ってみるべきなのかも知れません
余談ながら、私も、客が出してくるカードのうち、思わず反応するのが「本当に珍しいカード」や凄いカードのみです
これは、クレオタ故の悲しい性格なのかも知れません
例えばANAのリップマンホログラム仕様、SURUGA VISA InfniteやRecognized VIP(まだお目にかかったことがありません)、センチュリオンやMember Since歴の長いアメプラ、インビ連発時期以外のJCB THE CLASSみたいなカードです
もっとも、店員からしても一番の問題は「どのカードを使っているか」ではなく「正常に決済されるか」のみですので、「無言でVISAタッチ機能を『ピッ』と」することになったのだと思います
追記です。
◆反対者や解約者が多数出現した理由(追記)
説明不足という点について補足します。
例えば、「未来を映し出す光と、足元を照らす光」
という説明ですが、
なぜそう思ったのかが不足しています。
また「番号を裏面に記載するからセキュリティーが上がる」というのも
同様に説明不足です。
何故ならば、反論することが出来てしまうからです。
反論の余地がある時点で、納得させる説明としては成り立ちません。