これまで
「銀行の取引でポイントが貯まります!」
というところは、スルガ銀行やネット銀行を中心にありました。最近では三菱UFJ銀行にも導入されています。
https://www.bk.mufg.jp/kouza/yugu/mb/pointservice/index.htmlしかし、そのポイントはあまり多いとは言えず、ポイントをメインで貯める手段とは考えられてきませんでした。
ところが、最近これを覆す事象が発生しています。それは
「米国金利の上昇」
です。
ソニー銀行には、外貨定期預金の金利をANAマイルで付与するものが設定されています(本カード保有が必要です)。
https://moneykit.net/visitor/sbwmile/lp01.htmlこちらの米ドル定期預金の金利が5%程度になってきており、この大半がANAマイルで付与されます。
したがって1年間で
・100万円程度預けると2万5千マイル
・500万円預けると12万5千マイル
以上のマイルがもらえることになります。
もっとも、
・他の投資商品に投資して収益を得るチャンスが減る
・外貨預金なので為替差損になることがある
・為替差益は確定申告が必要な場合がある
・マイルには期限がある
・マイルを他社のポイントに変えると損をする可能性がある
などの難点があるのは事実です。
しかし、日本のポイントは、
・商品・サービスにお金を払った際にもらえる
のが基本だったので、このように運用で返ってくるパターンで入手するというのは新しい方法だと思います。
この方法により、マイラーの人はメインカードでANAマイルを貯めることが必須ではなくなります。
また、
・AMEX
・ダイナース
など、ポイントをANAマイルに交換することがメイン戦略のカードにも、影響を与える可能性があります。
そういった意味で、重要な事象だと考えています。