メルカード/メルペイバーチャルカードの他決済アプリへの紐付け (0) 

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メルカード
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

メルカリが運営している「バーチャルカード」のお話です。

同社の決済サービス全般は「メルペイ」という名称であり、メルカードやバーチャルカードもそこに含まれるようですが、一方でメルペイと言えばおそらく一般的にはコード決済(これももちろん、全体名としての「メルペイ」にも含まれるわけですが)を想起すると思われ、クレファンサイト内のコード決済ジャンルにもその項目があります。

今回の話はその(コード決済の)メルペイのほうに投稿しようかとも思いましたが、内容的にはメルカードとの関連があるのと、動作としてはクレジットカードに近いため、こちらに投稿させていただきます。




まず余談めいたことになりますが、「コード決済としてのメルペイ」と「メルカリの決済サービス全体としてのメルペイ」という名称の話を出しましたので、そこから。

この名称からすると、サービス全体を代表する決済手段はコード決済のように感じられますが、中心となるのはメルカードだと感じます。

ただ、本人確認なしでもメルカリでの売上金を利用できたり、最もハードルが低い手段がコード決済のメルペイと思われ、その意味ではサービス全体を最も一般的に表していて、若干ややこしいですが命名の意義は感じます。

メルカードが中心になるというのは、当カードを保有していると、当カードでの決済は元より、コード決済や今回投稿のバーチャルカードなど、同社の決済サービスが全般的にポイント還元の対象になるからで、メルカード保有が他の決済手段に支配的な影響を及ぼしているというのが理由です。

また私の場合、メルカリでの利用は少なく、それ以外でのメリットを重視しており、当カードについて、メルカリ利用者なら作っておいて損はないとは思いますが、それは「メルカリでの利用」という意味だけでなく、「メルカリ外での利用」においても当てはまるため、メルカリをほぼ利用していなくても作る意義があると思います。




さて本題ですが、まだ前段的なことで、先日9/13掲載の当カードレビューで、d払いへの当カード紐付けでポイント付与されたといったことを書かせていただきまして、その続き。

その後キャンペーン等の関連で楽天ペイも利用し始めることになり、早速メルカードを紐付けして使ってみたところ、こちらも楽天側のポイントは付与されないもののメルカリ側のポイントは付与予定となりました。

これもd払い同様にネット検索してみて事前に把握していた通りの動作ではありますが、キャンペーンやら店舗側の対応可否など何らかの理由で、「同じコード決済でもメルペイでなくd払いや楽天ペイを使いたい」といった状況には利用する意義があると感じます。




で本題のバーチャルカード、これは物理カードが発行されないため必然的にオンライン限定用なのですが、上記のd払いや楽天ペイといったアプリに紐付けられるのかどうか、これはネットでざっと検索しても情報が見つけられず、関心が出てきて試してみました。

もし使えるとなれば、「物理カードがないから実店舗で利用できない」という制約が、間接的にですが間に他のアプリを嚙ますことで乗り越えられることになります。

(それがd払いや楽天ペイなら、コード決済のメルペイを使えばいい、との原則論はさておき)

結果として、上記他社コード決済2つのほか、すでにメルカードで利用中の、マルエツ等での実店舗決済アプリ「スキャン&ゴー」での紐付けの可否は以下の通りでした。

・d払い:可

・楽天ペイ:不可

・スキャン&ゴー:不可

d払いのみ可であとは不可、案外結果が分かれました。

このあたりも、9/13に書いたのと同様、「メルカリとdポイントの提携による便宜」の可能性も感じます。

そのd払いでは実際の決済もできていて、ポイントも付与予定との履歴が表示され、動作としてはメルカード紐付けで使っているのと同様、利用後すぐにアプリとメールによる通知があり、ただ、メールの利用通知の取引番号が、アプリ内の履歴の番号とは異なる様式のものであるなど、メルカード紐付けによる利用とは若干の違いもあるようです。

その履歴上も、決済手段がバーチャルカードと明記され、メルカードとの判別は可能です。




ちなみに楽天の場合はいったん楽天のアカウント内で支払いカードとしてこのバーチャルカードを登録し、その後楽天ペイアプリで見てみると、カードじたいは表示されており、ただ紐付けようとするとエラーになって不可、という動作です。

楽天市場での決済は普通にできましたので、楽天ペイだとNGということですね。




このバーチャルカードは動作としては事前チャージも不要で一般のクレジットカード的ですが、毎月自動請求などには利用不可とメルカリサイトに書いてありますし、メルカリアカウントの本人確認は必要なものの審査なしで発行されるなど、扱いとしては国際ブランドのプリペイドカードやデビットカードのようになるらしく、アマゾンの支払い手段に登録してみたところ、既に登録してあったauペイプリカと同じく、デビットカードと表示されています。

メルカリのサイト内では、クレカとは書かれておらず、単に「カード」としてしか書いていないようですね。




スキャン&ゴーなどはプリカは登録しないように書いてあるため紐付け不可というのも頷けますが、紐付けできたd払いや不可だった楽天ペイが、他のプリカやデビットだとどうなるのかも気になるところです。




それでこのバーチャルカードの利用意義ですが、クレカ使うなら普通にメルカードを使えばいいよねというのもありつつ、セキュリティ上、メルカードからリスクを逃したいとか、あるいは単にメルカードのJCBが非対応でこのバーチャルカードのマスターなら可というサイトなど、いくつかの理由で使う意義はあると思います。

毎月8日の+8%など、得られる還元がメルカードと全く同じであれば、今後はなるべくバーチャルカードのほうを使おうと考えています。

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