目次

クレジットカード用語集1

プロパーカードとは

一般的に、プロパーカードは、提携カードに比べると、提携企業の独自サービスが付帯されない分(提携カードの利点は、プロパーカードのサービス上に、提携カード独自のサービスがプラスされることが多いです。)サービスの面で、提携カード劣ることが多いのですが、もし、インビテーションカードなどの上位カードを狙っているのであれば、プロパーカードを選択するのも良いでしょう。

カード会社によっては、インビテーション(招待)の対象をプロパーカード限定としていることが多い為、サービス内容で劣ることが多いプロパーカードをあえて選択する方もいます。(但し、カード会社によっては提携カードからでもインビテーションを発行しているようです。)

提携カードとは

一般的に提携カードは、プロパーカードよりもサービスの面で優れており、プロパーカードのサービス上に、さらに提携カード、独自のサービスがプラスされることが少なくありません(すべての提携カードがそうではありません。)。

例えば、JCB ORIGINAL SERIESは提携銀行と発行することが多いのですが、その場合、提携銀行発行のJCB ORIGINAL SERIESの方が、銀行の独自サービス(ポイントサービス)がプラスされる分、お徳なサービス内容になっています。

国際ブランドとは

サンプルカード

クレファンでは「VISA(ビザ)」VISA、「MasterCard(マスターカード)」MasterCard、「JCB(ジェイシービー)」jcb、「Diners Club(ダイナースクラブ)」Diners Club、「Americanexpress(アメリカン・エキスプレス)」Americanexpress、「銀聯(ぎんれん)」銀聯の6つの国際ブランドを国際ブランドとして紹介しており、それら国際ブランドも、さらに2種類に分別することが可能です。

「決済ブランド」は「VISA」と「MasterCard」の2つの国際ブランドのことを指し、世界中に加盟店を持ち、多くの国でカード決済いただけるブランドとして、海外出張や、旅行などのお供に最適です。

また、「T&Eカード」は、「JCB」、「ダイナースクラブ」、「アメリカン・エキスプレス」など、3つの国際ブランドのことを指し、空港ラウンジサービスや、付帯保険サービスなど、様々な旅行&エンターテインメントサービスがご活用いただけるトラベル&エンターテインメントカードとしてご活用いただけます。

このように、国際ブランドの種類には、それぞれ特色がありますので、例えば、もし海外にいくのであれば、お薦めとして「決済ブランド」と、「T&Eカード」を一枚ずつ所持していけば、決済に困ることがありませんし、より上質な旅をお楽しみいただけます。

クレジットヒストリーとは

例えば、あなたがクレジットカードを申し込んだり、金融機関からお金を借りた場合、その利用情報はクレジットヒストリーとして、個人信用情報機関へ登録され、カードを申し込んだり、借入の審査を行う際の重要な情報となります。

そして、もし延滞などを起こすと、マイナス情報として延滞がクレジットヒストリーとして記録されてしまいます。

では、クレジットヒストリーが全く無い、いままで「クレジットカードを申し込んだことがない」、「借金をしたことがない」のであればクレジットヒストリーが良いといえるのか?決してそうではありません。むしろその場合、借入をしたことがある人、している人の方が審査上、優位です。

なぜかは明白です。利用実績があるからです。延滞などを繰り返している場合は別ですが、一般的にクレジットカードを利用して返済した実績、借入をして完済した実績が審査上プラスに働き、全く利用したことがない人よりも、審査に通りやすいと言えます。

つまり、借り入れがある実績(完済履歴)がある人の方が信用度が高いと判断されるわけです。

また、一般的にキャッシングなどの負の履歴は、カード申し込み上、不利に働くと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、きちんと返済、完済しているならば全く問題ありません。むしろそれが良質なクレジットヒストリーと判断される場合が多いと言えるでしょう。

イシュアーとアクワイアラーとは

自社カードに、世界中で利用できる国際ブランドを付帯できるようになると、国内外で利用することができますので、一挙に汎用性と、利便性を高めることができます。

「アクワイアラー」になると、自社で加盟店を開拓できるようになり、自社カードの利用範囲、会員獲得の幅を広げることができます。

その上、「アクワイアラー」になれば、新規開拓した加盟店から他社のカード利用手数料の内の一部が収入として入りますので、加盟店を増やせば増やすほど、自社へ利用手数料収入が増えることになります。

インビテーション(招待)カードとは

一般カードの場合、通常はインターネットや店頭からお申し込みいただけますが、インビテーション(招待)カードの場合は、カード会社からインビテーションがきた方しかお申し込みできません。

また、招待がきて申し込んだとしても、必ずしも審査に通るわけではなく、落ちることもあります。

一般的にインビテーション(招待)が発行されるカードは「プラチナカード」や「ブラックカード」などのグレードが対象とされており、発行対象者は長期的なカード利用や、高額なカード利用額、優良なクレジットヒストリーなど、様々な条件を満たした方の中から選抜され招待されます。(カード会社は、一般的にインビテーション(招待)の条件を公開しません。)

ただ、以前はインビテーションが必須だった「プラチナカード」のグレードでも、インビテーション無しで直接申し込めることが増えてきています。

一例として、「《セゾン》 プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」や「SBI プラチナカード」等はインビテーション無しで申し込むことが可能です。

属性とは

属性とは、簡単に言うとあなたのプロフィールです。あなたの「年齢」や「お仕事」などを指し、審査に影響する重要な情報となります。

クレジットカードの審査では、カード会社が今まで蓄積してきた豊富な情報から、様々な観点で、あなたがカードを所持するのにふさわしいか、今後延滞や、自己破産などはしないかなどが検討されます。

一般的に、属性が良いとされているのが、高収入として世間に認知されている「医師」や「弁護士」、上場企業の役員、社員などです。しかし、それ以外にも、特に良いとされている職業が「公務員」です。安定した収入が得られる他、不況時にも強く審査に通りやすいとされています。

逆に不安定な職業である、自営業や、芸人、役者といった職業の方は、一般的に収入が不安定だと判断され、「医師」や「弁護士」、「公務員」などよりは審査に通りにくいと言われています。

個人信用情報機関とは

以前は、5つの個人信用情報機関がありましたが、法改正による「統合」、「合併」などにより、現在の3つの機関にまとめられました。

以下に個人信用情報機関をご紹介します。

・シー・アイ・シー(CIC)
主に割賦販売等のクレジット事業を営む企業を会員とする個人信用情報機関

・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
主に金融機関とその関係会社を会員とする個人信用情報機関

・日本信用情報機構(JIC)
主に貸金業者を会員とする個人信用情報機関