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クレジットカード用語集2
クレジットカード決済する際に、加盟店はクレジットカード発行会社に利用会員の適正な与信と、そのカードに不正使用がないかどうかの問い合わせをします。これを「オーソリゼーション(承認)」と言います。
通常、1万円前後の少額決済については、オーソリゼーションが行われることはありませんが、1万円を超えるお買い物になると、加盟店はクレジットカード発行会社にオーソリゼーションをかける決まりとなっています。
余談ですが、オーソリゼーション(承認)にかかる通信費は加盟店が持つことになります。
カードフェイスとは、カード表面、券面のデザインのことです。
よく「カードフェイスが良い」などと言われますが、その意味は広く捉えられており、カードデザインが好みであるという解釈の他、決済時に出しても恥ずかしくないカードという意味で利用されているようです。
人によって、カードフェイスの好みは異なりますが、一般的に、ステータス性が高く、カード会社のネームが小さめにデザインされているカードが好まれるようです。
例として挙げると、プラチナカードやブラックカードなどはよくカードフェイスが良いとされる傾向があります。
「多重申し込み」とは、その名の通り複数のクレジットカード申し込みを連続して行うことです。
ちなみに「多重申し込み」は、クレジットカードを申し込む際に、最もやってはいけないことの一つと言われています。
一般的に「多重申し込み」に該当する行為は、半年の間に複数のクレジットカードの申し込みを行うことを指します。半年というのは、個人信用情報機関に申込情報が登録されている期間と一致します。つまり申込情報が消えるタイミングが望ましいということです。
実際、クレジットカード会社も前回の申込から半年程度の期間を空けることを推奨しています。
申し込む側としては、できるだけ早くカードを手に入れたいという心理から、短期間のうちに連続して申し込みをしてしまうことがありますが、決して得策ではありません。
もちろん、多重申し込みをすれば、絶対に審査で落ちるということはありませんが、審査上、マイナスになることは間違いないでしょう。
金融機関は何よりリスクを嫌いますから、一度に複数の申し込みを行う行為は、イコール、お金に困っていると判断されてしまう場合があります。(但し、例外としてカード会社が申込情報を個人信用情報機関に登録しない場合や、個人信用情報機関への登録が遅れた場合など、登録タイミングによっては、運良く多重申し込みと判断されない場合もあるようです。)
また、弊社サービスである「カード申し込み最適日」は、多重申し込みを予防するサービスとして利用できます。ぜひご活用ください。
家族特約とは、カードを所持するだけで付帯される保険サービスのことです。一般的にゴールドカード以上の年会費が必要なグレードのカードで付帯されており(注:年会費無料のカードもあります。)、本会員の保険サービスとは別に家族(配偶者や生計を共にする同居の親族、別居の未婚の子等)にまで国内、海外の傷害保険サービスが無料で対象となるお得なサービスです。
ここで注意したいのは、家族特約は、「家族カード」とは違うということです。家族カードは基本的に年会費(注:年会費無料のカードもあります。)が必要で、本会員と同等の保険サービスが受けられますが、家族特約の場合は、家族カードのように別途年会費を払う必要がありません。
但し、「家族カード」が本会員と同等の保険サービスを受けられるのに対し、家族特約は、多くの場合、保険の最高補償額が減額されていることが多く、例えば、海外旅行死亡・後遺障害で本会員、家族会員は最高5千万円まで受けられるカードでも、家族特約の場合は最高1千万円までと、5分の1の補償額となります。
また、家族特約には自動付帯や利用付帯であったり、細かい仕様があるなど、カードごとに仕様が異なりますので、ご注意ください。
「プライオリティ・パス」と「ラウンジ・キー」はいずれも、空港ラウンジサービスで、それぞれ世界中の空港ラウンジサービスが利用できます。
それぞれの違いは以下の点が挙げられます。
プライオリティ・パス | ラウンジ・キー | |
---|---|---|
申込方法 | 対応クレジットカード、プライオリティ・パス専用ページから単独申込可能 | 対応クレジットカードが必要、単独申込不可 |
利用方法 | 専用カードの提示が必要 | 対応クレジットカードのみ提示すればOK |
グレード | 3種類のプランを用意 | なし |
使えるラウンジ数 | 世界千数百箇所か所以上の空港ラウンジをご利用 | プライオリティ・パスよりは対応ラウンジ数で劣る |
付帯カード数 | 対応クレジットカードが多い | 対応クレジットカードはまだ少ない |
違いで言えば、対応ラウンジ数や、対応クレジットカード数などが挙げられますが、大きな違いを言うと「ラウンジ・キー」の場合は、別途専用カードを持たなくても良いという点ですが、クレジットカードによってそれぞれ仕様が異なりますので事前に確認することをお薦めいたします。