アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード/チタンカードの想い出 (3) 

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アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード
評価点数 星1つ(1)

レビュー内容

daimyou214です。

いつも大変お世話になっております。

AMEXセンチュリオンカードを所持していた頃の、チタンカードについての想い出を述べさせていただきます。非常に不愉快な想い出ではありますが、何かの参考になればと思い、レビューさせていただくことにいたしました。

今はどのようになっているのか知りませんが、当時、センチュリオンカードには、センチュリオンカード1枚につき1年に1回、マンダリンオリエンタルホテル東京が1泊無料で宿泊できるというサービスがありました。センチュリオンカードは本会員と配偶者と合わせて2枚発行されるので(他の家族会員はプラチナカード)、年2回マンダリン東京に無料宿泊できることになります。ゆえに、優れた特典として利用させてもらっていました。

そんな中、ある日センチュリオンデスク(A嬢とします)から、チタンカードをお作りになりませんか、というお誘いの電話が掛かって来ました。チタンカードは、重い、かさばる、財布が傷む、自動券売機等で使えない…、などの理由で特に興味は無かったのですが、A嬢によるとチタンカードも、このカード1枚につきマンダリン東京が1泊無料で宿泊できるということでした。つまりチタンカードを夫婦で作れば、プラスチックのセンチュリオンカードと合わせて年に4回、マンダリン東京に無料宿泊できることになります。こんなありがたい話はないので、それなら是非お願いしますということでチタンカードを作ってもらいました。

そしてチタンカードが送られて来て、マンダリン東京に無料宿泊しようとセンチュリオンデスク(B嬢とします)に予約依頼の電話をすると、何とチタンカードではそのような特典サービスはないという返事です。デスク(A嬢)に勧められたからわざわざチタンカードを作ったのだと、細かく経緯を説明すると、上席(C嬢とします)に代わりますということで、C嬢と話をすることになりましたが、ここで押し問答の水掛け論。C嬢はチタンカードにそのようなサービスは無いの一点張り、こちらはそのようなサービスがあると勧められたのでわざわざ欲しくもないチタンカードを作ったのだと、再度強く説明。センチュリオンデスクの誰がそのような案内をしたのかと尋ねられましたが、残念なことにA嬢の名前は失念していました。

埒が開かないので、ペンディングにしたまま一旦電話を切りました。そしてその間にマンダリン東京の方へ電話をし、宿泊予約担当(D嬢とします)にチタンカードの特典について尋ねました。するとD嬢は、チタンカードでも無料宿泊が可能であるとの回答でした。つまり、最初に勧誘して来たセンチュリオンデスク(A嬢)とマンダリン東京予約担当(D嬢)は認識が同じ(チタン可能)であり、B・C嬢だけ異なる(チタン不可能)ということなのです。

そこで改めてセンチュリオンデスク(C嬢)に電話をして、マンダリン東京(D嬢)での認識のあり方を説明し、今回はD嬢の名前も正確に控えていましたのでそれも告げると、C嬢はしばらく待ってほしいとのことで待つこと数分、やっと電話に出てその結果は、いかにも悔しそうかつ忌々しげに、頭の上から「仕方ないから今回だけは認めてやる。」というような恩着せがましい返事。ここで、さすがの私もキレました。思わず声を荒げて、「何だ、そのものの言い方は?! 責任はそちらにあるのに、何の礼儀も知らないのか?」と怒鳴りつけてしまいました。よほどもう、チタンカードでの無料宿泊はこちらから断ろうかとも思いましたが、それでは相手の策略に乗せられてしまうような気もしましたし、また悲しい庶民の身の上、1泊5万円を超える部屋が無料になるというのはやはり有り難い話なので、じっと堪えて宿泊予約を入れてもらうことにし、無事に宿泊できました。

事の顛末は以上です。その後はセンチュリオンデスクでは、一貫してチタンカードは何の役にも立たない、すなわち意味も価値もないものとして位置づけられているようです。その他挙げればキリがないのですが、センチュリオンカードについてはこの手のトラブルが多かったように記憶しています。この件については、一応1回の無料宿泊が獲得できたので、結果的にはまあ良かったのですが、「センチュリオン=トラブル」の印象は頭の中に強く焼き付いてしまっています。今は改善されていることと期待していますが…。

以上、老いの繰り言、長々と失礼いたしました。何かの参考になれば幸いです。

カードレビュー検索

レビューコメント

こんにちは、はじめまして。jcbvisaと申します。
コメントさせていただきます。

こちらですが、おそらく「なる」のではと思いサッと検索してみましたが、やはりマンダリンの方の仰ることで合っている(合っていた)と思われます。
ttps://www.flyertalk.com/forum/american-express-membership-rewards/737576-question-confusion-re-centurion-mandarin-oriental-program.html

こちらmasahiroさんという日本の方が仰っていますし、2007年、それから2010年にコメントされています。ちょうどそのプログラムがあった初期の頃のお話かと思います。

しかし、ならない と言っている人もいるし、国によって違うと言っている人もいるし、、しかし日本のmasahiroさんは「なる」と言っています。

家族カードで「なる」のでしたらチタンで「ならない」というのは腑におちない気がします。そしてやはり、masahiroさんはACでも「なる」と言っているので
メイン・AC・チタン、サプリ(家族)・サプリチタン(家族) の計5回できると言っています。

マンダリンは海外の方でもそれを使用される方がおられて、その時そういう回答になったのかと思いますが、
もしかしたら「マンダリン⇔AMEX」ではOKでも、「マンダリン東京⇔AMEXジャパン」の契約ではそれは不可 という条項があったのかもしれません。
私的にはそうではなくAMEXが単に間違えた(B嬢C嬢の間違い)だけかと思いますが、、。

daimyou214様の投稿は非常に参考になります。ありがとうございます。
ご返信をありがとうございます。
QA回答やカードレビューではちっとも有益な内容の投稿などできていませんが、にもかかわらず持ち上げて頂いて(笑)
ありがとうございます。

>飴と鞭を使い分けているつもりなのかもしれませんが、そんなことをしなくても、対等に同じ高さの目線に立って冷静かつ理性的かつ論理的に話をすれば分かるし、それで良いと思うのですが、そういうことはないのですよね。

どうもアメリカの企業と言うのはなかなか謝りませんね。
訴訟大国ならでは・・であるとは思うのですが、これは日本に生まれ育った身には馴染めないところですね。
やはりアメリカも中韓同様で「謝ったら負け!」のお国柄路線をまっしぐらなのでしょうか。

そして、お客さんに対し飴と鞭を使い分けている時点で、かなりの上から目線は否定できない感じです(笑)

こんばんは。
以前に大名214様がお書きになられたプレスティアVISAプラチナのレビューにコメントをさせて頂いた者です。
その節は言いっ放しのようなコメントで大変失礼致しました。
しかしながらプレスティアVISAプラチナとポジティブなお付き合いを進めておられるようで、プレスティアVISA繋がりの者として喜ばしい気持ちです。
(自分はゴールドカードですが)

さて、自分はセンチュリオンはおろか、AMEXプラチナさえも持ったことがないので、このレビューに対しては本来ならば参加資格が無いとは思うのですが。
読書感想文・一言編のような感じで書かせて頂こうと思います。

読みながら一番強く思ったのが、「そりゃ大名さん怒るよな~」です。
自分は大昔にゴールドカード会員でしたので、ほんの少しだけデスクとのやり取りを経験しましたが、あのカード会社のデスクの良くないところは≪担当者によって言い分が変わることが少なからず有る≫ところだと思うんです。
各デスク嬢、それなりに提案力はお持ちのようですが、何て言うのかな、皆さんただの個人的な方針を言ってくるだけなのか、各デスク嬢の話の方向性にバラつきがあると言う印象でした。

>いかにも悔しそうかつ忌々しげに、頭の上から「仕方ないから今回だけは認めてやる。」というような恩着せがましい返事。ここで、さすがの私もキレました。思わず声を荒げて、「何だ、そのものの言い方は?! 責任はそちらにあるのに、何の礼儀も知らないのか?」と怒鳴りつけてしまいました。

一番の問題点はココですね。
対等に意見を言うのは悪くないと思います。
しかし、一応は利害関係なわけですから、お客さんに対する物の言い方や態度は一歩か半歩か下がるのが常識だと思いますね。
それはAMEXが外資系であろうが、この国で商売をする限りはそこをもう少しわきまえればいいのになあ・・・と思ったりします。

まあこれは自分の頭が古くて硬いからそう思うだけなのかもしれませんが。