アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード/浮気の代償は高かった… (3) 

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アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

皆様、いつもお世話になっております。

Ritz Carlton HKGよりおはようございます。
Weekend EscapeのHKG旅は首都圏に越してきてから
慣れたものになりましたが、今回、FHRを利用して
Ritz Carlton HKGに初挑戦しました。

ホテル側でのFHRの認知は頂いていたものの、
総評は「期待以下」、Ultra Luxury Hotelでありながら、
「Wより1000HKD以上払ってこれか」と思うと、
浮気の代償は大きいなぁ、そしてWって改めて良いホテルだ
と思い直した次第です…^_^;

ただ、私がレアケースで運が悪かったというケースもある
と思いますので、「いや、こういうケースもあったよ」という
事例などお教え頂ければ幸いです。

[Booking~Checkin]
予約はPt Conciergeを通して予約頂きました。
Rewards#も伝えておいたので、私のアカウントにも反映され、
iPhone Appなどで予約状況を確認できたのは良かったです。

今回Deluxe Sea Viewというグレードを予約しましたが、
App上で宿泊前日に見ると、部屋のグレードが上位の
Deluxe Victoria Harbour Viewに変わっていました。

しかし当日、ReceptionではSea Viewはすぐに案内ができる、
Victoriaは、清掃の最終確認中のため10分くらい待ってほしいとのこと。
Appの表示は形式上アップグレードされた状態で表示されるようで、
実運用との連動は不透明で、Receptionで確かめる他無いのかも知れません…
結局、Receptionの強い推しに押されて、少し待ってVictoriaのお部屋を
用意頂きました。

そもそも論ですが、Ritz CarltonはSmoke-Freeやベッドタイプを
Requestベースでしか依頼できないのはイケてない気がいたします。
この点もspg Websiteから指定できるW HKGの方が良いと感じました。

[Service]
サービスレベルは、一見のため何とも言えません…
常客として扱って頂いているWとの比較は不公平だと思いますし…

とはいえ、ナイトターンダウンがされていない、
Requestした新聞が朝きちんと届いていないというのは
どうかと思いました。
ウェルカムメッセージも、Wですと手書きで頂けますが、
Ritz Carltonは日本語でプリントされた手紙で、うーん…微妙という
印象です。日本人の滞在も多いのでしょう。
そもそも旅先で日本人と遭遇することが嫌いな私としては興ざめです。
あと、ドン引きしたのは朝食時、水が欲しいと言ったら、
明らかに水道水という匂いの水が出てきたことでしょうか…^_^;
流石に一口でやめました。

[Facility]
ホテルや部屋の設備は、比較的新しいホテルということもあり、
綺麗ですが、単に綺麗なホテルというだけでワクワク感は皆無でした。
(この辺りは多分私の感覚が麻痺している…)

イケイケWの空気感に慣れ親しんでいるため、
私のホテルの見方は一般からズレているのだと思いますが、
押さえるべきところがきちんと出来てないのでは?という
印象を持ったというのが正直なところです。

逆に、すでにこの歳で常客として安心して通えるホテルを見つけている
と言うのはありがたいことだと感じます。
そのきっかけとなってくれたAmexは、やはり旅のパートナーとして
欠かせないものと感じます。
Amexに限らずT&EカードはLuxury Hotelとのネットワークを色々
持っているでしょうから、ネットワークを活用して自分に合う
ホテルを見つける手段としてカードを捉えるのも一つと感じます。

最初は色々試すのでしょうけれど、感性の合うホテルを見つけたら、
浮気せずに足繁く通うのが肝要と実体験をもって痛感しました。
そして、人間関係同様にホテルとの関係も浮気の代償は大きい、
というのがよく分かりました。

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レビューコメント

w_loverさま、

はじめまして。Vraimentと申します。
いつもw_loverさんの投稿を拝見させていただいているのですがプラチナカードを取得された時は自分のことのように喜んでしまいました。アメックスだけでなく、W HOTELへの愛情もり伝わる投稿が多く感じられ、楽しく読ませていただいています。

そんな中、今回のHKでの滞在ではリッツカールトンを選ばれたのにあまり芳しい体験にならなかったとのことでお気持ちお察しします。私もリッツカールトンに対しては聞くと体験するとではかなり印象の違うブランドのひとつと感じていて、いささかマーケティングが一人歩きしているのかと感じています。私の場合、書物を読むとそれだけ期待値が膨らんでしまうようです。

馴染みのホテルの良さを再認識できるというのは羨ましい体験に感じますし、今回のことでW HOTELでの滞在もまたさらに意義のあるものになってくるのだはないでしょうか。このクラスになるようなホテルの場合、五感を超えて全身全霊での体験となるのでこうした体験を通してご自身のことをさらによく知る事ができますし、心地よいと感じる選択を続けることの先に充足感があるのだと思います。

私も過去に滞在したホテルで好きになったのはフォーシーズンズになる前のGeorge V Parisや台湾のFormosa Regent、最近ではSt. Regis Singaporeなどがあるのですがご察しの通り特定のブランドがなく、まだコレというものが見つかっていません。St. Regis Singaporeは現地の友人の薦めで宿泊したのですが、友人曰くそのホテルにたどり着くまでに何年もかかったと言っていましたが皆それぞれに模索しているのだと気付きました。

カードそのものも発行会社や商品によって自分にあうものを探していくのと同じように、ホテルも自分の日々の生活に彩りを与えてくれるような、そんなホテルを私も早く見つけたいです。すっかりホテルの話ばかりになりましたが、貴重なエピソードを共有いただいてありがとうございました。
お疲れ様です。
修羅場でなくてなによりです(笑)

とはいえ、daimyou214 さんの仰る

>ここぞというホテルに頻繁に宿泊されると同時に、他のさまざまなホテルにも「浮気」していただいて、そのレビューを頂戴できましたら幸いと存じます。

に同感です。
大都会の香港ですから半島、文華東方といった老舗やミシュラン三つ星のレストラン2つを抱える四季といったあたりも試されてみてはいかがでしょうか。
どれも日本人スタッフが常駐しており、日本人率はそれなりに高いですが・・・
いや~、タイトルに驚きました

ザナさんみたいに、夫婦でホテルのランチを利用したら、「前日の宿泊利用額ツイン」とかがレジ画面に出て来て、「何、これ?」と冷たい声で妻に言われたとか、かと思いました

あ~、良かった