横浜インビテーションカード[ハマカード]/『横浜インビテーションカード』の概要と利用前の諸準備 (0) 

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レビュー内容

§0. 会員登録作業完了までに要する手続き

私が「横浜インビテーションカード」の会員になるまでに要した手続きを以下に挙げる。

2017年12月18日:申込み。
同年同月19日:審査通過
(「カード発行処理完了のお知らせとインターコムクラブ登録手続きのお願い」)メール受信。
同年同月25日:カード着、引き落とし口座の登録の圧着葉書も到着。
同年同月27日:「インターコムクラブ登録手続き完了のお知らせ」メール受信。
同年同月29日:「J’sコンシェル」会員証着到着。

尚、手元に届いた
『J'sコンシェル ハンドブック』(ISBN無し)は
「2017年3月現在」の内容となっていた。

§1. 概要と付帯保険

以前のジャックス「横浜インビテーションカード」(以下、「ハマカード」と略記)は
VISA、JCBの2国際ブランドでの発行となっていましたが、
現在はMastercardブランドでの発行のみとなりました。
家族カードを無料で追加可能。

券面は同社の「はこだてカード」の様に美しい夜景。
http://www.jaccs.co.jp/service/card_lineup/jaccscard/hakodate/
同系統券面として、エポスデザインカード「パリ街並み」(No.315)
https://www.eposcard.co.jp/designcard/detail/315.html
など景観を楽しむカードの愛好家の鑑賞にも十分耐えそうだ。

年会費無料で、
海外旅行傷害保険最高2000万円(自動付帯)、
国内旅行傷害保険最高1000万円(利用付帯)、
ショッピングプロテクション最高100万円(一件:最長90日間、自己負担額3,000円)
が付いている平カード。

付帯の保険は家族カードにも適用される。

JACCS会員限定優待サーヴィスの「J’sコンシェル」利用権も付帯
(※W.W.Webを普段利用しない方にとって、これは無に等しい)。
https://bs.benefit-one.co.jp/bs/scjs/pages/bo/jcs/cmn/jcsTop.faces

この「J’sコンシェル」を利用して、金券類を割引購入できるのは普段使いに良い。
また、一部の映画館やテーマパークを優待料金で利用出来るなど、
「J’sコンシェル」は"Club Off"アライアンス・サーヴィスに
酷似したサーヴィス内容となっている。
尚、この「J’sコンシェル」に関しては稿を改めたい。

この様に、
ハマカードは"死蔵・サブ・カード"として継続保持する積極的理由を有するカード。
このカードには解約する理由が見当たらず、一枚目のJACCSカードに相応しい。

両傷害保険の内、利用する可能性が高い軽度な対象事項は以下となるだろう。
 海外:傷害治療費用、疾病治療費用、賠償責任、携行品損害、救援者費用。
 国内:入院1日保険、手術1事故保険、通院1日保険。

★海外旅行傷害保険
 http://www.jaccs.co.jp/service/cardservice/travelservice/kaigai/travelinsurance/
★国内旅行傷害保険
 http://www.jaccs.co.jp/service/cardservice/travelservice/kokunai/travelinsurance/

§2. ラブリィポイントの使い途
カード利用額200円につきラブリィポイントが1ポイントが付与される。

ここで、ラブリィポイントの使い途の全てを列挙はしない。
が、基本として押さえて置くのは以下のポイント交換先だろう。

dポイント、au WALLETポイント、
楽天スーパーポイント、nanacoポイント
には一対一で交換可能。

上記の交換先に妥当な交換レートでポイントを移行できること
はJACCSカードに共通する大きな利点でしょう。

カード利用で堪ったポイントの使い途としてのJデポは
ポイントをカードの利用料金に充当するサーヴィス。

本カードをサブ・死蔵とすることを前提とした場合、
年間利用額は20万円未満となるであろうから、
そのJデポの還元率は0.525%となる。

Jデポの還元率が1.0500%になるのは年間利用額が300万円以上の場合なので、
ラブリィポイントの利用は他のポイントへの交換が基本でしょうか。

年間利用額に応じて、Jデポの実質還元率は変わるので、
それに関しては各自で調べて頂きたい。

§3. カードデスクと締日・支払日

★カスタマーセンター
 http://www.jaccs.co.jp/service/support/contact/customer/

東京(神奈川)・ナビ: 046-298-5576
東京(神奈川): 0570-00-2277
大阪・ナビ: 06-6872-6111
大阪: 0570-00-5599

紛失・盗難専用
国内: 0120-996-211
国内: 03-6758-0707
海外: +81-3-6758-0707

締日:末日
支払(引落)日:毎月27日

§4. リボルビング枠の構造とその減枠

JACCSカードはリボルビング枠(リボ枠;R枠)を
「割賦販売ショッピングご利用可能枠」(intercom.CLUB)
或いは、
「割賦販売ショッピングご利用可能額」
(http://www.jaccs.co.jp/service/information/kappu_kaisei.html)
と呼んでいる。

その減枠方法はカスタマーセンターに電話し、
サービスコード「32」を入力し、
オペレーターを呼び出し、仔細を話す。

また、JACCSカードのショッピング枠(S枠)は
単に「ご利用可能枠」と呼ばれている。

さて、
この「割賦販売ショッピングご利用可能額」は
「ご利用可能枠」と同じであり、
分離された「利用可能額」(=枠)とはなっていない。

R枠の減枠はS枠の減枠であり、
同時に、S枠の減枠はR枠の減枠だというわけだ。

S枠を維持しつつ、R枠を除去する方法は、
「Jリボサービス」(=自動リボ払い)の利用設定を解除することと、
一時的な分割払いを利用しないこと、又、
一時的なリボ払いですら利用しないこと、
との三つを行うことである。

高いS枠を持ちつつ、
「Jリボサービス」を設定している、或いは一時的であれ、
「分割払」や「リボ払い」の利用状態にある場合、
そのS枠と同額のR枠が設定されている状態になる。

このS枠とR枠の依存関係はセゾンカードと同じである。
 cf. https://crefan.jp/review/review_comment?revid=15442

一方、
10万円以下の低額のR枠を設定して、
何らかの分割払いを継続したい場合は、
R枠の減枠をするわけだが、
それはR枠の依存関係からS枠の減枠を意味するのである。

オペレーターの言に依れば、
現在(2017年12月26日)、このS枠の設定は1万円でも可能だという。

§5. 引き落とし口座の登録と変更
カード発行後、恐らく、そのカード到着に前後して
引き落とし口座の登録の圧着葉書が会員の下に届く。
初回の引き落とし口座登録はその返送で完了する。

以後、引き落とし口座の変更は、
カスタマーセンターに電話し、「引き落とし口座変更申込書」を取り寄せるか、
インターコムクラブにログインし、「登録内容」の変更から
「引き落とし口座変更申込書」を取り寄せることの何れかに依る。

§6. 最後に。
このカードには当然、「カード盗難保険」も付帯している。

私がカードレビューやランキングを投稿する際、
「カード盗難保険」に関しては一切触れていないが、
クレジットカードにこの保険が付いていない事の方が稀なので、
一々言及はしていない。

同様に、各投稿内容で対象としているカードにも共通する事柄や、
常識に類する事柄に関しては、
それらを言及しないことを私は基本にしている。

この事を敢えて付言するのは、
"情報の抜け"を"間違い"だとみなす視点に立つ方が居られるからである。

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