イオンカードセレクト/『イオンカードセレクト』に追加可能な「家族カード」に就いて (5) 

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イオンカードセレクト
評価点数 星4つ(4)

レビュー内容

『イオンカードセレクト』に追加可能な「家族カード」に就いて

§1. 概要
現在(2018年1月26日・金)、イオン銀行口座だけを引落口座に指定できる
『イオンカードセレクト』は「WAON付帯」カードのみしか発行されていない。
これ(=『イオンカードセレクト』)を「本人カード」とする
「追加カード」である「家族カード」も同様に、現在は
「WAON付帯」カードのみしか発行されていない。

尚、『イオンカードセレクト』に追加可能な「家族カード」は下記。

 A. 『イオンカード(WAON一体型)』
   http://www.aeon.co.jp/creditcard/lineup/aeoncardwaon.html
   https://crefan.jp/2408.html
 B. 『イオンカード(WAON一体型)(G.Gマーク付)』
   http://www.aeon.co.jp/creditcard/lineup/ggaeon.html
   https://crefan.jp/3349.html

§2. 本人カードと家族カードとでの「利用明細」に関する差異

その「家族カード」のカード利用明細は本人カードとは別。
本人の「暮らしのマネーサイト」用IDでは、「家族カード」の明細を見ることは出来ない。
「暮らしのマネーサイト」で「家族カード」の明細を見るには、
「家族カード」の名義人用の「暮らしのマネーサイト」用IDを別途取得する必要が有る。

但し、郵送で明細を確認するならば、その限りでは無い。
郵送の場合、本人カードと家族カードとの両明細が登録住所に毎月届くからだ。

§3. 本人カードと家族カードとでの「クレジットカード経由のチャージ」に関する差異

★[公式] チャージ(入金)をする
https://www.waon.net/about/charge/#m02

此処では、
上記のURLの記述だけでは説明が不十分だと思われる箇所を、
私の実際の利用経験から情報を補う。

「クレジットカード経由のチャージ」には、3つの違いが有る。

 A. 「イオン銀行口座からのチャージ」(→「本人カード」で利用可)、
 B. 「クレジットチャージ」(→「家族カード」で利用可)。

上記二つの、「クレジットカード経由のチャージ」では、
チャージで還元される「WAONポイント」は無い。

 C. 「オートチャージ」(→「本人カード」と「家族カード」とで利用可)

実際の「オートチャージ」の利用履歴は「本人カード」と「家族カード」とで異なり、
先の「A」か「B」の処理が為される。
但し、先の「A」と「B」とは異なり、チャージで還元される「WAONポイント」は有る。
チャージで付与される「WAONポイント」は「200円に付き1ポイント」。

 cf. [公式]オートチャージ(自動入金)の方法
   https://www.waon.net/about/charge/auto-charge/index.html

尚、「WAONポイントは、月間オートチャージご利用合計金額に対し、
200円毎に1ポイントをプレゼントいたします」
(下記「WAONの便利なオートチャージ」)
という事に為っており、チャージ後、直ぐに、
"チャージで付与される「WAONポイント」"が
"端末でダウンロード可能な「WAONポイント」残高"に
反映されるわけでは無い。

更に、「家族カード」でチャージした際に計上される「WAONポイント」の付与先は、
「本人カード」の「WAON番号」である。

 cf. 「WAONの便利なオートチャージ」in "[公式]イオンカードセレクト"
   http://www.aeon.co.jp/creditcard/lineup/select.html
勿論、WAONで実際の決済を為た場合には、
通常通り、「WAONポイント」が「200円に付き1ポイント」還元される。

尚、「WAONポイント」と「WAON POINT」とは別モノ。
 例えば、此れに関しては「『WAON POINTカード』に就いて」
 (https://point.crefan.jp/point-review/review_comment?revid=79)
 で言及した。

A. 『イオンカードセレクト』の本人カード(WAON付帯)
 「クレジットカード経由のチャージ」は可能。
 公式サイトでは「イオン銀行口座からのチャージ」の箇所に相当する。
 但し(ここからが重要)、実際には、カード利用明細に反映されず、
 チャージ時点で、イオン銀行の口座残高から「チャージ額分」の引落しが為され、
 イオン銀行口座の取引履歴にチャージの利用履歴が残る。
 チャージに由る還元「WAONポイント」を得る事ができるのは「オートチャージ」のみ。

B. 『イオンカードセレクト』に追加カードである「家族カード」。
 現在(2018年1月26日・金)、このカードは『WAON付帯イオンカード』のみが追加発行できる。
 「クレジットカード経由のチャージ」は可能。
 公式サイトでは「クレジットチャージ」の箇所に相当する。
 その「クレジットチャージ」に利用した「家族カード」のチャージ額は「カード利用明細」に記録される。
 その引き落しは「本人カード」の「引落口座」である「イオン銀行口座」から行われる。
 チャージに由る還元「WAONポイント」を得る事ができるのは「オートチャージ」だけである
 点は、本人カードと同じ。

尤も、「税金等をWAONで支払いたい」や
「貯まったWAONポイントをWAONに交換したが、WAON残高が支払いに足りない」
という様な場合以外は、
通常の「クレジット決済」で「ときめきポイント」を貯める方が
「WAONでの決済」縒りも還元率も利便性も良い。

§4. 結語
 家族カードの追加は家計管理者に於いては、経費の俯瞰に寄与し、
 家計の担い手(本人カードの利用者)に、家族カードの利用分に付与される還元分も把握できる点で役立つ。
 一方、本人カードの利用者が紙明細や家族カードの利用者の「暮らしのマネーサイト」用ID
 まで管理している場合は、家族カードの利用者のプライバシーは本人に筒抜けと為る。

カードレビュー検索

レビューコメント

追記3:
「2017年11月11日~12月10日」間に利用した「家族カード」の利用明細(先月、2018年1月分)を、
今月(2月14日)確認した所、本レビュー中に誤解を招く表現が有った事が判りました。

その点に関して明示します。
言葉が足りず、申し訳御座いませんでした。

本文中の該当箇所は下記です。

誤3:
 本人の「暮らしのマネーサイト」用IDでは、「家族カード」の明細を見ることは出来ない。
 「暮らしのマネーサイト」で「家族カード」の明細を見るには、
 「家族カード」の名義人用の「暮らしのマネーサイト」用IDを別途取得する必要が有る。

正しくは下記の様になります。

正3:
 本人の「暮らしのマネーサイト」用IDでは、本人のカード明細中の「利用区分」で「家族カード」の利用額を把握できる。
 但し、「家族カード」"のみ"の利用明細を"「本人カード」の「暮らしのマネーサイト」用ID"では見ることは出来ない。
 「家族カード」の利用が有った場合、その利用分を含む形で「本人カード」の明細が作られる為、
 「家族カード」の利用が有った場合、「本人カード」"のみ"の利用額を把握するには、
 その明細から「家族カード」の利用分を差し引いて、自ら、「本人カード」"のみ"の利用額を算出する必要が有る。
 「暮らしのマネーサイト」で「家族カード」"のみ"の明細を見るには、
 「家族カード」の名義人用の「暮らしのマネーサイト」用IDを別途取得する必要が有る。
注2:
追加される「家族カード」の種類だが、
その追加される家族カードの名義人の年齢が55歳以上か否かで、
その追加カードの種類が「A」か「B」かをイオン銀行側で判断する。
カードの名義人や本会員がその種別を指定することは出来ない。
注1:
「クレジットカード経由のチャージ」は端末等での「物理的道具としてカードを使う」という意味であり、
"「クレジットカード経由のチャージ」=[公式]「クレジットチャージ」"
が常に成り立つと言っているのでは無い点に注意されたい。

本文の繰り返しに為るが、
 A. 「イオン銀行口座からのチャージ」(→「本人カード」で利用可)、
 B. 「クレジットチャージ」(→「家族カード」で利用可)。
という区別に目を向けて頂きたい。

この注は、受付の終了した下記に寄せた回答への補遺である。
★ranran10 さん『イオンカードのwaonクレジットカードチャージについて』
 (https://qa.crefan.jp/qa7942.html)
追記2:
誤2:家族カードの利用者のプライバシーは本人に筒抜けと為る。
正2:家族カードの利用者のプライバシーは本人カード利用者には筒抜けと為る。
追記:
誤:家族カードの利用分に付与される還元分も把握できる点で役立つ。
正:家族カードの利用分に付与される還元分をも把握させられる点で役立つ。