イオンカードセレクト/クレジットカードとしての利用よりもWAON利用の際のメリットが高い (0) 

電子マネーのWAONにはオートチャージ機能がありますが、このカードはオートチャージがカード本体ではなく、イオン銀行の普通預金口座からなされる仕組になっているため、事前に普通預金口座を開設してそこに十分なお金を入金しておかないと自動チャージがなされません。ここは不便な点といえるでしょう。
またその性質上、クレジットカードとしての使用代金もイオン銀行からの引き落としに固定されてしまうため、他の銀行を給与振り込みなどのメインバンクにしている方にとっては、毎月カード利用分のお金もイオン銀行へ移す手間が生じるので、これまた他のイオンカードより面倒な所になるでしょう。

しかしながら、オートチャージ時にもWAONポイントが付与されるカードは現在のところこのカードに限定されていますので、イオンの店舗が自らの行動範囲にあり、なおかつWAONを積極的に活用される方であれば、WAONポイントを効率よく貯めることができるので、一枚持つ価値があると思います。
イオンカードとしての利用では還元率が通常だと0.5%にしかなりませんが、WAONとしてはオートチャージ時と利用時にそれぞれポイントが獲得できるため、還元率が1.0%になります。また昨今のジャスコ(→予定:イオン)でよく見かけるようになったセルフレジを活用すれば、WAON利用時のポイントが倍もらえるため、還元率は1.5%とかなりの高還元を誇る電子マネーになります。

総括して、クレジットカードとしてよりも電子マネーのWAONをフル活用するために存在するようなカードと言えると思います。イオン銀行へ入金したりWAONポイントを受け取るためにはイオンの店舗へ足を運ぶ必要がありますが、近所にジャスコ・マックスバリュがあり、よく使用される方ならばこの点はデメリットではないと思いますので、積極的な活用を考えていいと思います。