JCB ANA To Me CARDとしての評価からは外れるのですが...
以前はJRのView Suica+一体型定期券を使っていたのですが、勤務先移転により通勤経路にJRを含まなくなってしまった(小田急+東京メトロ)ため、View Suicaの一体型定期券として買えませんし、ANAカードも統合できることからこちらのカードを作りました。ところがこれは完全に私の事前調査不足だったのですが、PASMOへのオートチャージには月額上限5万円という制限がある、さらにPASMOへはクレジットカードからチャージできない、つまりカードからPASMOへのチャージは月額上限5万円ということになります。View Suicaでは毎月10万円前後、カードからオートチャージしていたので、結局このカードはView Suicaの代替になりませんでした。PASMOオートチャージの月額上限って、なんとかならないでしょうかね。非常に使い勝手が悪いと思います。
JCBカードから新しいリボ払い制度のスマリボの詳細を記した封書が届きました。通常のJCBカードと同様にこのカードも、スマリボ登録+年1回以上利用で、年会費のうち1,350円をキャッシュバックするとのこと。通常年会費2,160円から差し引くと実質年会費は810円です。カード保有で継続ボーナスマイル1,000マイルをもらえますので、810円の支払いで1,000マイルを購入するようなものなのでお得ですね。以前から同様のサービスを行っているSMCC発行の ANA Suica/Tokyu/nimoca と同様の安い年会費で、本カードも維持できることになります。
そんなところに「ANA PiTaPaカード」の案内メールが届き、PiTaPaカードを追加発行できるクレジットカードが限られていることを思い出しました。
今後家庭の事情により2~3週間単位で大阪の私鉄沿線地域で過ごす時期が続く予定で、SMART ICOCAでカバーできるかも知れませんがPiTaPaカードがあると便利そうです。
これまではこの【ANA To Me CARD PASMO JCB】をこの角度で見たことがありませんでしたが、このほかPiTaPaカードを発行できるカードを所有しておりませんので、PiTaPaカードの親カードとして便利に使えそうです。
また、Metro Point Plusと言うサービスで登録したPASMOにて東京地下鉄の駅を、乗車目的で入場もしくは出場したり、駅構内にある特約小売店や自動販売機で商品を購入するとMetroポイントが貯まります。
サービスに登録出来るPASMOは、PASMOマネーの購入でTo Meカードと結び付いているPASMO以外のPASMOも可能なので、PASMOマネー購入時のポイント還元率や優待の関係で他の鉄道会社クレジット・カードと結び付いているPASMOを登録したい言う事も可能です。
妻は専業主婦ですので枠も小さく30万。メインで使うには小さそうですがJCBの支払名人というシステムを使い、枠が圧迫されて来たらセブンイレブンのATMから入金するという具合に利用し、一時増額もすることなく月額30万円~50万円ぐらいを決済できていました。支払名人の繰上げ返済を上手く使うと枠が少なくてもある程度は大丈夫です。
このカードの一番の目玉はToMeポイントからANAマイルへのポイント交換の換算率が90%と非常に高いことです。私はポイントサイトのハピタス(https://m.hapitas.jp/register?i=20147144)を使っているのですが、例えばここでクレジットカード申し込み等で10,000ポイントを獲得すると、ハピタス→PEX(50円程度手数料有)→ToMe→ANAマイルという経路で交換すると約9,000マイルに換算することができます。通常9,000マイルと言えば、100円=1マイルとしても90万円の買い物が必要なんですが、ポイント交換によって錬金術のようにマイルがたまります。私は既に150,000マイルほど獲得できましたので、旅行に使う予定です。陸マイラーには嬉しい裏ワザですね。
今は他のカードをメインに利用しているのですが、このANAマイルへのポイント交換の換算率がある限り手放せないカードとなりそうです。