1.誕生月の使用でポイント5倍……通常利用時のカード還元率は0.5から0.66%程度になるライフカードですが、自身の誕生月におけるカード利用についてはポイントが5倍付与、すなわち買い物額に対して2.5~3.33%のポイントが得られる強力カードとなります。私も普段の買い物では別のメインカードを使用していますが、誕生月だけはライフカードをメインに位置づけてその特典をフルに享受しています。
2.明細をweb受け取りとすれば毎月10ポイント(50~66円相当)……毎月、100円から1000円程度のごく少額でもライフカードを利用し、その明細をweb上で受け取るようにすれば、10ポイントが買い物額に対するポイントとは別個に受け取れます。ポイントの有効期限が最長5年と長いライフカードですので、これを貯めるだけで他ポイントへの兌換や商品券との交換することも可能になります。
3.L-Mallの活用でポイントが3~10倍……無印良品のネットストアやブックオフオンラインなど、結構数多くあるネットストアをライフカード会員専用のモールであるL-Mallを介して購入すれば、ライフカードのポイントが通常時の3から10倍程度受け取れます。私の場合、中古書籍をブックオフオンライン(9倍付与)、新刊をLife book online(5~9倍付与)で購入することが多いため、ライフカード活用で2.5~5.94%程度ものポイント還元を得られています。
まず、ボーナスポイントも含めて、ANAマイルへの移行が無料である。これは、文句無く重要なポイントである。ANA VISAカードの暴挙のような移行費用、かつ、ボーナスポイントが移行できない体系と比較すると、ものすごく魅力である。
次に、移行効率である。1ポイント(通常1,000円使用で付与)=4マイルに移行できる。この移行効率は、普通である。Tポイントが1ポイント(100円使用で付与)=0.5マイル、楽天ポイントが1ポイント(100円使用で付与)=0.4マイルで移行されるので、同等以上である。但し、誕生月が強烈である。移行できるボーナスポイントが4倍付く。
従って、誕生月は、100円使用で通常の5倍、2マイル貯まる。これは、以前ANA VISAがマイペースリボでマイルを倍にした裏技に匹敵するモンスターなマイル付与であり、誕生月のみはライフカードを使うANAマイラーは、ありであろう。
最後に、重要なのは電子マネーとの関係である。
第一にEdyである。2008年の初め、ANA VISA、ANA JCBが、相次いで、Edyチャージにポイント付与を廃止した。クレカチャージ時のマイル換算率は半分になるが、付かないよりマシなので、ANAマイラーはサブカードとして、このカードを採用し、Edyチャージに使った。
それが、影響したのか、ついに今年10月1日より、Edyチャージ時の付与ポイントを半分にし、誕生月ボーナスが付かない改悪は発効された。
10月29日が誕生日の私の衝撃は、大きかった。なんでやねん!である。
私は、EdyチャージをJAL DCカードに変えた。
ついでに、ANA Elioが提携解消になり、廃止になったら、ANAカードでEdyにチャージしてポイントが付くカードは無くなる。従って、ANAマイラーはEdyを使って、200円使用で、1マイル(100円換算=0.5マイル)しか稼げなくなる。ライフからチャージして100円使用=0.7マイルである。
ANAマイラーはEdyを見捨てるのでないか?とさえ、思ってしまう。逆に、Edy側も、独自ポイントは設けないが、楽天ポイントと連携を始めたり、電子マネーの構図は大きく変わって来ている。
結論からいって、ライフはEdyチャージカードとして、役割を終えたというか、カード会社が嫌った。
次に、モバイルID決済カードとしての、ライフカードである。折角、ポストペイであるIDの特性を無視したポイントの付け方には、不満がある。まるで、プリペイである。ここは、1決済でなく合計金額でポイントを付与すべきである。
ひつこいようであるが、例をあげると、150円のジュースをAコンビニで買い、その後、Bコンビニで買った場合、ライフだと0.1ポイント+0.1ポイントにしかならない。でも通常のポストペイ決済だと300円=0.3ポイントとなるはずである。
個人的には、小額決済を目的とした電子マネーで、10円単位を切り捨てるポストペイは許せない。
同時に、クレカチャージがあればこそ、200円未満で切捨てが発生したプリペイも使ってきた。
私は、クレカマニアなので、ライフカードを解約はしないが、誕生月に限った利用をするか、ANAマイルに限界を感じたら、全くの死蔵とするかもしれない。
但し、今まで、EdyとIDを利用してきて、愛着のあるカードであり、年会費も無料なので、やっぱり大切なカードである。