P-oneカード＜Standard＞/いつでもどこでも自動的に1%OFF (0) 

ポイントを貯めるという概念がない、潔いカードだと思います。一部例外がありますが、基本的にショッピングに関して1%割引された額が請求されます。
ポイントが一定額貯まったらキャッシュバックというシステムを採っているクレジットカードはありますが、このカードのように特別な手続きなしに自動でキャッシュバックされるのは他にシティキャッシュバックカードくらいしかありません。

海外利用時にはちょっと注意が必要です。
・海外事務手数料がやや割高
一般的なカードが1.6%前後の手数料の一方、このカードは1.9%かかります。
ただ、1%割引が利くことを考えると必ずしも損ではありません。
一般的なカードが海外手数料1.6%、ポイント還元率を0.5%とすると、実質的な手数料率は、
(1+1.6%)*(1-0.5%)-1=1.12%
P-One Standardの場合は、
(1+1.9%)*(1-1%)-1=0.88%
となり、P-one Standardの方が有利となります。

・海外キャッシングの返済が自動的にリボ払いになる。
海外で両替感覚でキャッシングをする方もいらっしゃるかと思いますが、そういった方が注意すべき点はキャッシングの返済方法です。国内の利用は一括返済、海外の利用はリボ払いに標準設定されています。
ただ、支払方法を手動で一括返済に変更する方法があります。
ネットカウンターにログインしリボゾー（リボ払い増額サービス）で一括返済に設定すればよいのです。
海外旅行や海外出張から帰国したら忘れずにリボゾーの設定を行うと金利手数料の支払額を圧縮できます。

他に細かいことですが、国際ブランドはMasterCardしか選べないことやICチップがついていないことは人によってはデメリットかもしれません。