一昨年修行してANAダイナースプレミアムでSFCになったので去年はJALのJCBでJGC修行をしていました。
しかし去年の10月の宮古島からの帰りの便でJALには酷い目にあわされました。
台風で飛行機が飛ばないのは仕方ありませんが自分の乗る○○○便がキャンセルされて直ぐに同じ路線で同じ時間で1○○○便と言う臨時便が出来上がるのです。台風が来ることもあろうかと一日余裕を持って予定を立てていたので翌日のJTAの△△△便で○○○便の欠航前に恐らく来られなかった方々の席だったと思われる空席が出た瞬間に予約だけを入れ○○○便が欠航にされた後でクリスタルデスクに電話をしてその支払いの終わっている欠航便の席を移して確保しましたが、なんとその△△△便も同じ事をされたのです。その日は朝から臨時便が他にも何便か既に飛んでおりその日に欠航にされたのは私たちが乗るはずのその△△△便だけでした。しかも頭に1がついて同じ路線で同じ時間で臨時便で飛ぶんですよ。何処が大風の天候の影響で飛ばないんですか?明らかにその時の天候のせいではないでしょう。
ちなみに私も空港で整理券の番号を取って臨時便で帰ったこともありますが、この時は何か嫌な予感がして取りに行きませんでした。感としか言いようがないのですが案の定、最初に私が乗るはずだった便を欠航にして作った1○○○便も更に欠航になっていました。その時の混乱が目に浮かびます。その日は私の乗るはずだった便以降のJTA便は結果的に全て飛びませんでした。しかし後でANAのホームページでみるとANA便はその時間帯で3便飛んでいたので驚きました。
JTA1△△△便の飛んだ午後にANA便の席を最初のJTA便欠航前にリスクヘッジのために予約だけしてあったのでそれをこのANAダイナースプレミアムSFCで決済し搭乗したのですが今度は那覇空港乗り継ぎ後の伊丹空港が時間的に台風の中になるので条件付フライトでした。揺れましたがANA便のお客様はかなりの数がJAL便に乗れなかった方々でした。他の人たちの話を聞くと妻が「みんな本当に酷い目にあっているのに誰も怒らないなんて日本人はつくづく大人しいと思うわ」と言っていました。状況を把握されているのかANAのスタッフの方々は皆様、傷心の私たちに本当に優しくして下さったので助かりました。機内販売でマグカップを買ったのですが妻が「そんな高いマグカップ買ってどうするの?家に沢山あるでしょう?」と最初は不思議そうに言われたのですがしばらく考えてから「あなたはこのフライトの事を何かで残したかったのね。それだけ嬉しかったのね。わかったわ」と笑顔で言ってくれました。伊丹に着地した瞬間には客から拍手が起こりました。感動して下さったのか私が話したCAの方はハガキにわざわざお礼を書いて下さいました。
あの時は本当にANAには助けられました。
今年JGCになりましたが去年、JGC修行の合間にしか乗らなかったANAでもブロンズにはなっています。
今年は当然ANA優先になっています。