Mastercard Black Card(ラグジュアリーカード)/｢新生銀行ステップアッププログラム｣と「Luxury Card｣ (0) 

このレビューは｢Luxury Card｣なら、どれでもよかったのですが、
私が一番好きな券面の｢Mastercard Black Card｣に投稿致します。

新生銀行の利用者として、
｢Luxury Card｣の費用対効果の概算を出すのに考慮に入れておくべき
｢新生銀行ステップアッププログラム｣との組み合わせに触れます。

｢Luxury Card｣の年会費は最低でも(年会費：5,0000円＋消費税)です。

｢Luxury Card｣の保持者は自動的に｢新生プラチナ｣になります。

●無料になる振込手数料の概算(｢新生スタンダード｣との差)。
　新生プラチナ：振込手数料308円(又は617円)*月9回*12ヶ月＝33264円(66636円)。

　★手数料一覧
　　http://www.shinseibank.com/powerflex/fee_list.html
　★[新生銀行] 新生ステップアッププログラム
　　http://www.shinseibank.com/powerflex/relationship/

銀行の顧客ランクだけの特典
(他の円定期預金の金利優遇、外貨為替手数料優遇等は無視)で、
年会費分を回収するのはちょっと厳しい。

併し、"プレステージ"ランクの｢Priority Pass｣(年会費：US$399)
が付帯することを考えると、
チタンカードなら、年会費分の回収は出来ますね。

このカードを年会費分使いこなせたかどうかは、
他の付帯特典をどう使いこなすかに
最終的に掛かっているわけですが…

｢Luxury Card｣の保持者ではなく、
純粋に取引債権のみで｢新生プラチナ｣のランクを維持している人には、
｢Luxury Card｣を新規に契約することで、
銀行の顧客として得られる利点は当然ゼロです。

しかし、｢新生スタンダード｣や
｢新生ゴールド｣(円定期預金金利0.015%)ランクの方が
｢Luxury Card｣の保持者として、
｢新生プラチナ｣(円定期預金金利0.020%)になった場合は、
先程無視した｢円定期預金の金利優遇｣が活きるので、
より一層、年会費分が取り戻せるでしょう。

恐らく、定期預金に関しては、他機関を利用される方が殆どでしょうが、
一応、｢Luxury Card｣の利点でしょう。

海外送金に関しても、同様に他機関を利用される方が殆どでしょうが、
｢新生プラチナ｣ランクであることで、
月に一度｢海外送金手数料　無料｣というのは、
定期的に海外に送金している方には無視できない利点でしょう。
尤も、バンクチャージとリフティングチャージはそのまま計上されます。

また、住宅ローンに関しても優遇が有る様です。
ローンの額によっては、
｢Luxury Card｣を一枚持つ方が実質利息が少なくなるということが有り得るでしょう。

｢Luxury Card｣それ自体の付帯機能で｢Luxury Card｣の申込みを考えるのも結構ですが、
新生銀行とどの程度付き合うかで｢Luxury Card｣の取得を考慮し直すのは如何でしょうか？

まあ、このカードの真の魅力は"World Elite Mastercard"に在るので、
新生銀行の利用云々は無用かもしれません。
同様に、VISA, Diners, Amex, JCB, Discoverのハイエンドカードと比べる
のも現状では無意味な気がします。

それでも、新生銀行の利用にプラスになるとなれば、申込みにも積極的になれる気がします。