JCBゴールド ザ・プレミア/fuzitasoftのJCB新デザインに対する分析 (0) 

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レビュー内容

◆時代の流れに乗ることの重要性

 カード会社としては時代の流れに乗る必要があったのではないかと私は考える。
 理由としては、時代の流れに乗れていないイメージを消費者側が持ってしまうと、
 新規入会減少・会員離れに繋がると考えるから。
 分かりやすい例として、ガラケーとスマートフォンがある。
 一般的には、ガラケーは避けられる傾向にあると思う。
 これも理由は時代の流れがスマートフォンだから。
 もちろん、それぞれの考えやニーズによってはガラケーを好む方もいらっしゃるとは思うが、
 一般的にはどうかの話である。

◆ザ・クラスとの差別化

 JCBとしては、やはりクラス会員を増やしたいのだと思う。
 今回のデザイン刷新では、一般かーど、ゴールドカード、プレミアカード、プラチナカードにおいて、
 デザインのシルエットが統一された。
 これにより、プレミアカードから特別感を無くすと同時に、
 クラスカードの特別感を一層強調したと思われる。

◆今の状態を残すことに対する重要性の低さ

 良いか悪いかは別として、新しい会員を受け入れるという観点では、
 伝統的なデザインを残すことについて重要性は低いと思う。
 要は既存会員の好みよりも新規会員の好みを優先する形だ。

◆JCBカードのデザイン刷新は度々行われている

 今回のデザイン刷新で一部ネット上では騒ぎとなっているが、
 JCBのデザイン変更は度々行われている。
 前回は、2010年代前半の地球ホログラムから磁気ストライプホログラムへの変更だ。
 その前だと、2009年のオリジナルシリーズの開始のタイミングであった。
 今後もJCBカードはデザイン刷新を繰り返すと思われるので、
 今回のデザイン変更にこだわっても仕方がない気が私はする。

◆手書き決済が不可能になった

 エンボスレスとなったため、エンボス加工を利用しての手書き決済が物理的に不可能となった。
 今回のデザイン刷新において唯一のデメリットだと感じた。
 私は手書き決済が不可能となったデメリットは大きいと感じている。
 なぜなら手書き決済が出来ないと困る場合は万が一を考えるとあり得ると思うからである。
 この部分についての説明はJCBにしてほしいと私は思っている。

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