アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード/諸々の特典を利用できるならあり。 (0) 

当方30代、会社員です。
仕事やプライベートともに海外に行くことが多く(2-3ヶ月に1回)かつ旅行も数ヶ月に1回は必ず行きます。このような属性だと非常に便利なカードです。


良い点: 
1. 柔軟なカード特典や期間限定キャンペーン
例えばコロナ期間中、旅行や外食以外でのポイント利用をしやすくなるキャンペーンを投下してくれたおかげで、引き続きプラチナカードのメリットを感じることができました。
またぼちぼち旅行自粛が解禁されてきたときも、特別な旅行特典キャンペーンが一部プログラムで展開されていました。
直近では年会費がポイントで支払えるようになったり、とにかく年によって柔軟にプログラム内容をアップデートしているイメージがあり、それが相対的に信頼へとつながっています。
2. カードを所持するだけでホテルチェーンの中級ステータスが得られる
例えばヒルトンではゴールドになって朝食無料・空き状況次第でのアップグレード・追加のボーナスヒルトンポイントがすべてついてきます。
仮に2泊3日すれば約10000円相当のベネフィットを得られます(もちろんその価値は宿泊するプロパティによって大幅に増減しますので鵜呑みにしないでください)。
特にヒルトンとマリオットがカバーされているため世界中宿泊先で悩む必要がほぼなくなり、効率よくポイントが貯められて便利です。
3. 年１回の無料宿泊券
当方趣味がダイビングという関係で外泊することが多く、この無料券もあると便利です。
4. ファインホテルアンドリゾート
この特典は所謂高級ホテルで真価を発揮します。
例えばアマンリゾートのプロパティに宿泊する際、空き状況のアップグレードや朝食無料、さらにホテル内で利用できるクレジットがついてくるので、これだけでも一回の宿泊で数万円分のベネフィットとなります。
5. スポーツクラブアクセス
これは利用エリアが限定されますが、グランサイズというコナミの高級ラインのジムが入会保証金無しでは入れます(通常であれば数十万円預ける必要あり)。私はこれで数年グランサイズに通いました。
6. 24時間つながるサポートデスク経由でのレストラン予約
特にデート先の選定や海外旅行・出張先の有名店探しに非常に便利です。24時間、通話料無料で対応してくれます。「何月何日にどこに行くから、適当にいい感じの店2、3店舗メールでリスト送っといて」と言えば、そこそこの場所を必ず案内してくれます。こちらのデスクに何回お世話になったが覚えておりません。
おまけ. 海外でナメられない
特にアメリカ等では一般カード払いの場合身分証明書の提示を求められることが多いのですが、今の所プラチナカードにしてからは一回も要求されていません(他のファクタもあるかもしれません)。別にプラチナカードだから追加特典がなにかあるわけではありませんが... 
以上の通り、私はかなりのベネフィットを利用しており、ポイントを年会費充当できたり、マイルに変換できることも考えたらかなり満足度高く利用できているほうだと思います。

改善点: 
1. 海外を含めた出張・旅行が一定頻度でないと、真価を感じにくい。
2. 外食やデートが少ないと、さらに価値を感じ取りにくい。
3. メタルカードの耐久性が低い。私は一度1年ほどでカードが壊れて交換せざるを得なくなりました。
4. 営業がうざい。ビジネスカードいかがですか、保険いかがですか、っていう電話が定期的にうざい。

結論: 
背伸びして年会費を払うので精一杯、という状況で契約してもステータス以外のベネフィットはほぼ感じられません。あくまでカードを契約した上で、アクティブなライフスタイルを送る方にとっては最高のバディになるかと思います。