セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード/額は少なめですがメインとして (1) 

アメックスブランドのロフトカードを使っていたところ、メールでゴールドアメックスの実質年会費無料（1円以上の利用で翌年会費が無料）というインビが届き、カード番号引き継ぎのアップグレードではなく新規番号にはなるものの、ロフトアメックスより特典が増えてかつ無料なので作りました。
ショッピング限度額は300万も付けていただいて驚いたのですが、調べてみるとこれくらいが普通のようですね。
また、ロフトのほうもそれまで60万だったのが一気に200に跳ね上がり、セゾン合計で500（年収に近い額です）となりました。
とは言え、ロフトのほうはこのゴールドと特典が被りつつその充実度は下で、その上わずかながらも年会費がかかるため、その後解約しました。
このロフトカードは一応期間だけは長く20年近く使ってきて、年間利用額はほとんど50万未満、近年はやや増えて50から100の間といったところでしたが、長年ほぼこれ1枚だけでやってきて、とりあえずゼロではなく使い続けてきたということでインビが来たのかもしれません。
この実質無料施策は主にセゾンクラッセでのランク絡みで行われていたようですが、アプリは入れていたもののクラッセなどほとんど見る機会もなく（おそらく星4くらいにはなっていたかと思いますが）、施策が行われていたことも知らずにメールが来て初めて知りました。


このカードを作るに当たってあれこれ調べているうち、このセンチュリオン入りの券面はけっこう良く見えて、それが高じてその後アメックスのプロパー（ゴールドではなくグリーンですが）を作ってしまいました。
月々固定費的に出ていく利用は、基本還元率が0.75%の当カードに対し、最大化すると1%ほどになるそのプロパーグリーンのほうに移したため、利用額はそちらのほうが多めになりましたが、その他諸々（セゾンポイントモールで還元率がアップするか、キャッシュレスチャージで還元率が落ちないか等）考え利用先に応じて使い分けており、またさらにその後はクイックペイでの2%還元目当てにセゾンのパールアメックスも作って、概ねそのセゾン2枚の合計とプロパーグリーンで半々程度といったバランスです。
ただ旅行傷害保険など特典の内容はこのゴールドが最も厚いと考えているのと、限度額が随時変動して高額決済がたまにできなかったりと聞くプロパーには一抹の不安があるため、メインはこのゴールドで、旅費の決済などにはこれを使っていくつもりです。
あとはJALのマイレージも、年間費用を考えるとある程度以上の利用額がないとペイしないため申し込んでおらず、永久不滅ポイントのみ貯めています。


実体験の後で調べて知ったのですが、セゾンは問い合わせの電話がつながりづらいことで有名らしく、それはゴールドと言えど（というほどの希少性もなく、乱発しているとの評をよく見ますが）当カードも同様のようで、一度問い合わせた際はしばらく（と言っても数分ですが）待ってもつながらないため、問い合わせじたいを諦めました。


問い合わせ内容は、〆日（10日）の翌日（11日）の利用なのに〆日内の利用とされてしまった件で、具体的には外資系の某ネット通販大手なのですが、〆日を過ぎたので1ヶ月支払いが延びるということで勇んで注文したところ、なぜか10日の利用ということになって想定より前倒しで請求が来てしまった、というものです。
通販業者側でも履歴上は表示モードによって異なりますが10日利用と一部出ていたので問い合わせたところ、どうも原因が分からないらしく、カード会社に聞いてくれ、で終わりでした。
個人的には、〆日翌日とは言え早朝の利用だったため、セゾン側である程度の時間以前は〆日内として扱われてしまうのか、あるいは販売業者側が外資系であるため、システム上の時間管理を例えばアメリカ時間で行っていればその時差のせいで前日扱いとなってしまうかのいずれかで、どちらかと言うと後者の可能性が高そうかなと思っていました。
その後、別件でパールアメックスの窓口に問い合わせた際にこの件も聞いてみたところ予想は当たっており、業者が外資系の場合に時折起きる事態とのことでした。
特に高額な利用などで請求タイミングを少しでも後ろ倒ししたい場合、発注は〆日翌日でも遅い時間にするとか翌々日にするなど、注意が必要ですね。

アメックスグリーンは会費が1,100円/月、年額13,200円になりますね。
現状で年会費の元を取るのに、セゾンパールアメックスのQUICPay2％分の年間上限6,000円とアメックスの1％還元ポイントを加えて、年間利用金額は102万円になります。
一方、セゾンゴールドカードアメックスの方は、基本年会費条件付き無料として、＋年会費4,400円でセゾンマイルクラブに加入することができます。
セゾンマイルクラブの年会費の元を取るには、年間利用金額は35.2万円で済みます。
現状の年会費とは8,800円の差があり、必要な年会費の元を取る年間利用金額で66.8万円の差が生じます。
この差は大きいのではないでしょうか。
また、JALマイルもポイントの一つです。
貯めて、何も直接特典航空券に交換する必要は無く、ポイント交換でいろいろ利用できます。
更に、セゾンマイルクラブ加入で、ロフトカードでもJALマイル1.0％還元＋ロフト優待となります。
陸マイラーでなくてもセゾンマイルクラブ利用の方が、圧倒的に有利だと思いますよ。