アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード【募集終了】/究極の中途半端カード (0) 

批判を承知で書きますが、究極の中途半端カードですね。ゴールドだけど、プラチナやセンチュリオンのようなステータスはなし、でもゴールドカードとしては中途半端に年会費が高い。

センチュリオンの所でも書きましたが、Amexのプレミアカードは次々と最上位カードを作り続ける歴史です。80年代前半にはじめてAmexゴールドが日本に上陸したときは、たしか一部上場企業の部長クラスが対象だったと記憶しています。審査にも1ヶ月くらいかかったとか。ひるがえって今、ゴールド、プラチナ、センチュリオン、どういうマーケットセグメントなのと聞いてみたいです。

コスト削減もありましょうが、当時のAmex Goldの入会パッケージと今のそれとでは天と地ほどの差があります。より高機能、ステータスを求める人はプラチナへ行ってくれということなのでしょう。

昔のAmexはかたくなまでにコブランドを出さず、「世界一社体制でやっているので、どこでも均一なサービスが受けられる」が売りでしたが、今ではそれもすっかり薄らいでいるような気がします。もはや幻想でしかないと。私も90年代半ばまではAmexの熱心なユーザーだったのですが、気持はすっかり冷めてしまいました。今は緑のカードを死蔵する休眠会員です。昔のAmexが懐かしいです。