「ビュー・スイカ」カード/提携カード(ビック・アトレなど)と比較した場合 / ボーナスと定期券 (0) 

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「ビュー・スイカ」カード
評価点数 星3つ(3)

レビュー内容

「Viewカード」は本体発行、提携各社発行共に複数の種類があり、本体発行カードの中で基本となるのがこのプロパーカード、ViewSuicaカードです。

本体発行カードの大きなメリットは、
①JR東日本における乗車券類の購入(一部を除く)、Suicaチャージが1.5%還元となる。
②海外旅行保険(死亡後遺障害500万、疾病障害治療50万)が自動付帯、国内旅行保険が利用付帯。
③モバイルSuicaを利用できる携帯電話端末を持ち、年会費1,050円を別途で支払えば、JR東海のエクスプレス予約が利用可能。
の3点。いずれも首都圏ユーザーでJRの利用頻度が高ければメリットが大きいです。またSuicaは交通系のみならず、イオンやセブン、ローソンなどで全国的な利用が可能になっているため、Suicaを電子マネーとして頻繁に使うユーザーにとってもメリットがあると言えます。

しかし、ViewSuicaカードは年会費500円。そしてこの年会費負担ならば、以上に挙げた特典は全て得られた上で、追加の特典を得られる以下のような提携カードを持つことが出来ます。
「ビックカメラSuicaカード」
「アトレクラブSuicaカード」
「WeビューSuicaカード」

特に「ビックカメラSuicaカード」は、
①年会費が年一度利用で525円→「無料」となる。
②一般加盟店やEdyチャージ時の還元率が、プロパーカードでは0.5%分のビューサンクスポイントのみであるが、ビックSuicaでは追加で0.5%分のビックポイントが得られるため、「1.0%」になる。
という二つの大きなメリットを有しており、ビックをそこまで使わないユーザーでも、プロパーのViewSuicaカードより良い選択肢になりうると思います。

とはいえ、ビックSuicaにはプロパーカードと比較した場合、「カードにSuica定期券を載せることができない」という欠点もあります。
そして定期券を載せることが出来る事ができるカードは、プロパーカード(ViewSuicaカード)の他には
「ルミネカード」(年会費1050円)
「アトレクラブViewSuicaカード」(年会費525円)
の2種(リボカードもありますが)のみ。
また、プロパーカードでは2012年4月より「ビューサンクスボーナス」として、年間の利用額(30~150万)に応じて0.08%から0.35%相応のボーナスポイントが貰える制度が始まりました。

よって、
①Viewカードに定期券を搭載したい
②ビックカメラ、アトレクラブなどを利用する機会がない
③Viewカードを一般加盟店でも積極的に使い、JR東日本での利用分とポイントをまとめたい
という場合はこの「ViewSuicaカード(プロパー)」を選ぶべきでしょう。そして①のみを利用したいなら、プロパーと年会費が同じ「アトレクラブViewSuicaカード」を持つことと比較検討してもいいと思います。

しかし、
①定期券とクレジットカードは分けて持ちたい。あるいはモバイルSuicaで定期券を使いたい、PASMOなど他のIC定期券ユーザーでSuica定期券が作成できない。
②ビックカメラ、アトレクラブ、ルミネなどViewカードとの提携カードを発行している商業施設をたまにでも使う機会がある。
③一般加盟店では別のカードを使う。
といった場合は、このカードではなく「ビックカメラSuica」「アトレクラブViewSuica」「ルミネカード」のような提携カードを持たれたほうがいいと思います。

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